アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領(写真:ロイター/アフロ)

 [ロンドン発]アルゼンチン沖の英領フォークランド諸島を巡り、アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領は9月3日の演説で「マルビナス(スペイン語名)諸島はアルゼンチンのものだ。歴史的にも法的にも。この点について議論の余地はない」と主権を強調した。

「トランプ大統領もアルゼンチンの立場を再評価」

「過去3年間、国際機関や国際フォーラムからわが国の要求を支持する18件の決議・宣言を得て、英国の一方的行動に対して60件以上の正式な提案を行ってきた。最近、ドナルド・トランプ米大統領は米国がマルビナスに関する歴史的立場を再評価していると表明した」

 ミレイ大統領は「いま世界にはわれわれの主張に有利な変化の風が吹く。英国は衰退の道を進んでいるが、アルゼンチンの未来は繁栄しており最終的に勝ることになる」と力説。フォークランド諸島周辺で油田開発を進める英国企業などに活動中止を求め、制裁強化の方針を示した。

 南米大陸南端部ティエラ・デル・フエゴの統合海軍基地建設を進めるなど防衛予算・軍備の増強方針も表明した。8月31日、トランプ大統領はフォークランド諸島に関する米国の立場について「私は常にあらゆる立場を見直している。それも数多くあるうちの一つだ」と述べた。

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