2026.09.04

新しい国際芸術祭の旗揚げです。温泉で知られる岐阜県下呂市で「下呂 Art Discovery 2026」が9月11日に開幕します。2024年秋に開かれた「南飛騨Art Discovery」の成果を受けて本格始動となりました。総合ディレクターには、「瀬戸内国際芸術祭」や「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」を手掛ける北川フラム氏が就任。14の国と地域から59組のアーティストが参加します。
下呂 Art Discovery 2026
会場:岐阜県下呂市各所(南飛騨健康増進センター、旧湯屋小学校、萩原商店街、下呂温泉街)
会期:2026年9月11日(金)~11月8日(日)
休場日:祝日を除く火曜日
開場時間:南飛騨健康増進センター9:30-16:30 旧湯屋小学校9:30-17:00 萩原商店街9:30-18:00 下呂温泉街周辺9:30-17:00
観覧料:作品鑑賞パスポート 一般前売り2,000円、当日2,500円、高校生以下無料
詳しくは芸術祭公式サイトへ。
下呂市は、2万8千人が暮らす森林と温泉に恵まれた地域です。2024年秋に、清流の国文化探訪「南飛騨 Art Discovery」と題し、日本国内のアーティスト21組による現代アートとパフォーミングアーツ、岐阜の伝統産業や食を紹介するマルシェ〈楽市楽座〉を展開。目標を超える約1万2000人が訪れました。
今回新たにエリアを拡大し、森が豊かな南飛騨健康増進センターと飛騨街道の趣きを残す萩原商店街を舞台とした〈萩原エリア〉、築70年の旧湯屋小学校を舞台に、御嶽山の麓で巌立峡や滝めぐりが魅力の〈小坂エリア〉、飛騨川沿いの風情ある温泉街の街並みや合掌村のある〈下呂エリア〉でアートを展開します。
会場の一つ、「旧湯屋小学校」
本芸術祭の見どころ
1 トップランナーが集結
国内外の気鋭アーティストが下呂の歴史・風土に寄り添った「サイトスペシフィック」な作品を展開
2 四つの多様な会場を巡る
賑やかな「下呂温泉街」、かつての宿場町の面影を残す「萩原商店街」、豊かな森と民家が点在し週末にはマルシェも開催される「南飛騨健康増進センター」、木造校舎を活用したアートプロジェクト「みんなの学校」が展開される「旧湯屋小学校」など、下呂の異なる表情を回遊できる
3 アート×温泉×食の融合
健康をテーマにした食文化にスポットを当てたEAT&ART TARO氏による食プロジェクトなど、五感で楽しむ仕掛けが満載
4 廃校が夢の学校へ!
「みんなの学校」ではプラン公募を実施、アーティストや建築家に加え、気鋭の講師陣による「授業」やイベントが週末を中心に開催される
楽しむコツ
〇作品鑑賞パスポート 下呂市内の各観光案内所で購入できるほか、各種プレイガイドにてオンラインでもご購入いただけます。
市内の温泉・観光施設での割引など、様々な優待特典が受けられます。
料金は、一般2,500円(9月10日までの前売りは2,000円)で、高校生以下は無料となっています。
〇芸術祭シャトルバス 下呂駅から各会場を結ぶ無料シャトルバスが会期中、毎日運行されます。(祝日を除く火曜日運休)
〇オフィシャルツアー 各エリアを巡り、「みんなの学校」の授業に参加する下呂駅発着のガイド&昼食付の日帰りバスツアーが日曜祝日を中心に設定されます。前後泊して温泉を楽しんだり、ツアー終了後に下呂温泉街の散策もおすすめです。バス代、パスポート代、昼食代、ガイド代、イベント参加費含め一般12,000円、小中高10,000円 下呂駅11:45発、18:00着(ほか) 詳細や申し込みは芸術祭公式サイトで。
参加アーティスト/14の国と地域から59組
アートリサーチLab – 岐阜大学山田研究室(日本)|EAT & ART TARO(日本)|五十川泰規/藤城太一(日本)|乾久子(日本)|END-OND(日本)|遠藤利克(日本)|下呂市立小坂中学校(日本)|一般社団法人オルスタ(日本)|鬼太鼓座(日本)|金蘭会高等学校・中学校 美術部・書道部(日本)|グアリノ アキ(日本)|偶然という奇遇(日本)|NPO法人クロスメディアしまだ(日本)|劇団三毛猫座(日本)|下呂中学校美術部(日本)|ごちゃまぜアートの会 with ala まち元気部(日本)|後藤翔太(日本)|近藤良平(日本)|坂田桃歌(日本)|佐藤悠(日本)|ジョンペット・クスウィダナント(インドネシア)|SuperTeaTime(日本)|鈴木初音(日本)|SUZUKIMI(日本)|スタシス・エイドリゲヴィチウス(リトアニア/ポーランド)|ゼロコ(日本)|ソザイコレクティブ(日本)|泰然+きみきみよ(日本)|タカチ マサキ(日本)|髙橋匡太(日本)|竹中隆雄(日本)|竹中美幸(日本)|TA-YO-Uな☆(たようなほし)(日本)|つづく教室実行チーム(日本)|トゥ・ウェイチェン[涂維政](台湾)|トザキケイコ(日本)|豊福亮(日本)|中垣克久(日本)|長澤伸穂(日本/アメリカ) ]|新山浩(日本)|西澤利高(日本)|沼田侑香(日本)|橋本雅也(日本)|原倫太郎+原游(日本)|バルトロメイ・トグオ(カメルーン/フランス)|パンクロック・スゥラップ(マレーシア)|藤原タクマ(日本)|フタムラトトコ+Divadlo501(日本)|マッシモ・バルトリーニ(イタリア)|マデライン・フリン+ティム・ハンフリー(オーストラリア)|MAYA SHEN(中国/日本)|ムニール・ファトミ(モロッコ/スペイン)|村上力(日本)|モノクロームサーカス(日本)|やる(日本)|弓削一平(日本)|弓指寛治(日本)|Yoriko Maeno(日本)|ROKU+(日本) ※2026年6月末時点、 50音順
(読売新聞美術展ナビ編集班)
