台湾のスシロー店舗の厨房で、従業員の男性がベルトコンベアに寝そべって移動する動画がSNSに投稿され、批判が殺到した。

台湾のスシロー店舗の厨房で、従業員の男性がベルトコンベアに寝そべって移動する動画がSNSに投稿され、批判が殺到した。中時新聞網など複数の台湾メディアが報じている。

問題の動画が投稿されたのは今月26日。制服を着た男性従業員が厨房の台の下のスペースを通っているベルトコンベアの一方からうつぶせで入り込み、しばらくしてもう一方から出てくる様子が映っていた。男性は出てくる際に両手でピースサインをつくり、周囲からは笑い声も漏れた。

動画が物議を醸すと、関係者とみられる従業員が「動画に映っている運搬用のベルトコンベアは回収した使用済みの皿を運ぶためのもので、料理を運ぶためのものではない」と説明したが、ネット上では食品衛生や管理体制の問題を指摘する声が相次いだ。

具体的には、「エプロンも帽子も着用せずに厨房に入った時点で、すでに会社の規定違反」「料理を運ぶものでないからといって、こんな行為が許されるわけではない」「職場でこんな遊びをするのがそもそもアウト」「最近の若者は、犯罪の証拠を自分で残すのが好きだな」「従業員個人の問題が、店のブランド全体の評判に影響する」など。

これを受け、運営会社は「状況の把握に努めており、現在、事実関係を明らかにするため内部調査を行っている」と回答し、消費者に疑念や不安を抱かせたことについて謝罪した。また、その後に発表した声明で改めて謝罪を表明し、当該店舗を含む台湾全店舗で注意喚起や定期教育を実施し、再発防止を防ぐとした。

台湾メディアの自由時報によると、騒動を受け、台北市衛生局の職員が27日、現場となった店舗に立ち入り検査を行った。問題の行為を行った男性従業員は当日付で退職しており、厨房内には同様の行為を禁止する注意書きを掲示するなど、改善措置が講じられていた。一方、冷蔵庫内の食材が覆われていなかったことや、床の衛生状態の不備が確認されたため、改善指示が出されたという。(翻訳・編集/北田)

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