【写真を見る】4億円投じた町のシンボル 故障で9年間放置 「回らない風車」ようやく解体へ 石川・内灘町

2003年11月に運転を開始した、内灘町の風力発電所「サンセットウイング内灘」は、およそ4億1千万円を投じて整備されました。

2017年までの14年間、一般家庭700世帯分の1年間の消費電力に相当する、年間平均およそ3000万円の売電収入を生み出していました。

しかし…

渡邉百音キャスター「羽を含めると高さ100メートルの大きな大きな風車、9年間の運転停止の末、ついに撤去へ動き出したようです」

■維持費が年間1000万円、2017年から運転停止

落雷などによる度重なる故障で、2017年6月に運転を停止。 

これまで年間およそ1千万円という多額の維持費がかかる中、ついに、21日の町議会で生田勇人町長が撤去の方針を示しました。

海辺のシンボルとしても親しまれてきた風車ですが、街の人は…

街の人「個人的には景観的に好きでした。なので無くなるは寂しいです。使われていないということは無駄になってるということだが、なんとか動かせればよかったのかなと思うが予算もかかるし仕方ないのかな。」

一方で…。

街の人「俺が町長だったらすぐ撤去。」「だっていずれ撤去しなきゃいけないんでしょ?作った時に壊れる物だということをよく認識されずに作ったのでしょうけど、使えないなら撤去するほうがいい。」

■内灘町「耐用年数も過ぎ、再利用には莫大な費用」

9年間の休眠期間を経て、ついに解体を決めた背景について、内灘町の担当者は。

内灘町町民福祉部・山田卓矢部長「民間譲渡、修理して再利用すること、撤去解体も視野に入れながら検討していたが、耐用年数も過ぎている施設になりますので」

多額の維持費がかかっていたものの、撤去するにも費用が高いことからなかなか決めきれずにいたようです。

解体は今後、業者の選定などを進めますが、工事の時期などは未定ということです。

北陸放送

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