2026年8月19日 15:04

東京電力福島第一原発事故後に川崎市で発生した除染廃棄物が、福島県内の民間最終処分場で処分されていたことが分かりました。
川崎市では、原発事故の影響で2011年から2013年にかけて、市が管理する学校や公園などで高い放射線量が確認された泥や落ち葉などを除去し、およそ15トンを市内のコンテナで保管していました。
市によりますと、保管していた除染廃棄物の放射性セシウム濃度は当時、1キログラムあたり最大1万6500ベクレルでした。 しかし、その後放射性物質の減衰が進み、2021年には最大3400ベクレルまで低下。産業廃棄物として処理できる基準である8000ベクレルを下回ったことから、処分に向けた手続きが進められました。
市は2023年10月、一般競争入札を実施し、宮城県にある中間処理業者に最終処分までを委託しました。契約時に業者から示された最終処分先の候補2か所のうち、1か所が福島県内だったということです。
その後、市は業者からの処分完了報告を受け、実際に福島県内の民間最終処分場で処分されたことを把握したということです。
川崎市は「法律に従って処理した」とする一方で、「原発事故の被害を受けた地域のことを考えると残念な気持ちもある」とコメントしています。
最終更新日:2026年8月19日 18:34