2019年以来7年ぶりの日本開催となったFIBA 3×3 Women’s Series。8月1日・2日のTokyo STOPには日本から3チームが出場したが、そのうちの1チーム、Takasaki(FLOWLISH GUNMA)は予備予選からの出場だった。

1日の第1試合に登場したTakasakiは、インドネシアを21-5と危なげなく下すと、Lion City(シンガポール)も21-10と寄せつけず、連勝で本戦に進出。しかし、同日に行われたグループラウンドでBeijing(中国)に4点差で敗れると、オランダには10-21と力負けし、世界への挑戦は初日で幕を閉じる結果となった。その中で、横井美沙は「ディフェンスはファウルになってしまった部分もあるんですけど、ハードにプレッシャーをかけることができたというのは次につながるかなと思います。あとはどれだけファウルしないでディフェンスできるか」と良い感触も得ていた。

もちろん、反省点もある。サイズのある海外のチームと戦うということもあり、Takasakiは横井と井齋沙耶に加えて外国籍選手2人をロスターに入れて臨んでいた。昨年出場したQUEEN OF QUEENSなど、外国籍選手1人をチームに迎えることはこれまでに何度もあったが、2枚揃えたのは珍しい。その戦い方に慣れていなかったことは否めないだろう。

「普段とは違うバスケットになる中で、外国籍の良い部分をたくさん出しつつ、日本人がどれだけコミットできるかが大事になると思ったので、そこは日本人がもっとやらないといけないところもあると思いますし、外国籍に頼りすぎてしまった部分もあったので、次に向けてもっとコミュニケーションを取りながら良さを出していければと思います」

外国籍選手2人体制にしたのは、もう一つの事情も多少なりとも絡んでいるだろう。得点源である髙橋芙由子が今年はMitsubishi Electric(三菱電機)の一員としてWomen’s Seriesに参戦しており、Takasakiのロスターに加えることができないのだ。ただ、横井は「やっぱり髙橋がいるときといないときのチームとしての戦い方というのは多少違いがある」とした上でも「FLOWLISHがやるべきことはディフェンスから仕掛けていくこと。それが一番の自分たちらしさだと思うし、そこは変わらない」と、絶対的エースの不在を言い訳にはしようとしなかった。Takasakiの試合はMitsubishi Electricの面々が、Mitsubishi Electricの試合はTakasakiの面々が、それぞれ関係者席で応援。練習試合などで交流もしてきた両者の間には、互いを高め合う意識も少なからずあるのだろう。

「それに関してはもう慣れたというか(笑)、あまり違和感はなかったです。それぞれの場所で頑張ってるのが一番良いと思いますし、三菱さんの活躍は自分たちも刺激になるので、その刺激を受けながらもっと上に行きたいなと思います」

一方の髙橋も、別のチームでプレーすることをネガティブに考えず、むしろそこから収穫を得られるチャンスでもあると思っている。


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