7月の暑さは、コメの生育状況にも影響しています。
(大石邦彦アンカーマン 8月11日午前11時ごろ)
「三重・木曽岬町に来ています。8月の10日を過ぎたばかりですが、すでに田んぼではコメの収穫が始まっていて、稲刈りの真っ最中です」
【写真を見る】「新米の方が値段が下がってしまう可能性も」 倉庫には古米が山積みの中… コメの収穫始まる “高温障害”で農家は悲鳴 三重
稲刈りをしていたのは農業法人「鍋八農産」。他にも、愛知県愛西市や弥富市を中心に約145ヘクタールの田んぼを管理しています。
(鍋八農産 八木輝治代表)
Q.ことしの出来はどう?
「今のところ、まあまあ順調」
ただ、八木代表が心配していたのは暑さや水不足の影響。品質は精米してみないと分からないと言います。
■暑さの影響で“高温障害”に
先週収穫したという「あきたこまち」。
(大石アンカーマン)
「令和8年産のあきたこまちの新米。真っ白なところが目立つ」
(鍋八農産 八木輝治代表)
Q.高温障害の影響?
「間違いない」
高温障害で粒が真っ白になったり、ヒビが入ったものも。
暑さや雨不足で、稲の先端まで水分が行き渡らなかったからです。
(鍋八農産 八木輝治代表)
Q.去年よりも高温障害は出ている?
「出ている。ことしが一番すごいと思う」
■三重・桑名市は4日連続で40℃以上の酷暑日に
令和8年産のコメの成長に大きく影響するのは、7月の気象状況です。
(藤井祐輔記者 7月24日 名古屋・中区)
「照り付ける日差しとコンクリートからの照り返しで、かなり暑く感じます」
名古屋市では5日連続で39℃以上の猛暑日になったり、20日連続で雨が降りませんでした。
(街の人 7月23日 三重・桑名市)
「溶けると思いました。(目的地に)たどり着けるかなと」
また、三重県桑名市では4日連続で40℃以上の酷暑日になるなど、今年の暑さは東海地方のコメ作りには大変厳しい環境でした。
■“高温障害”コメの味は?
(鍋八農産 八木輝治代表)
Q.高温障害のコメはどう販売する?
「全部はじくと歩留まりが悪くなってしまうので、ある程度入ってしまうが、食べてどんな食感や味になるかが大きいと思う」
そこで、先週収穫した「あきたこまち」を試食させてもらいました。
(大石アンカーマン)
「きれい。艶があるし、粒も立っている。おいしい、噛むと甘みが口の中で広がる。一粒一粒がちゃんと自己主張している」
(鍋八農産 八木輝治代表)
Q.高温障害のコメはここに入っている?
「入っている。でも全然感じない」
