【写真を見る】「熊本以上の被害が出てもおかしくない」 山梨県内は“活断層の銀座” 専門家が備え呼びかけ 山梨

 一方、専門家は甲府盆地は活断層に覆われているとして、いつ地震が起きても対応できるよう備えをと、呼びかけています。 

 熊本県熊本地方を震源とし、震度7を観測した地震から、11日で2週間が経ちます。

 甲府市が拠点のNPO法人に所属し、発災直後から熊本県にいる山口功倫さんは、時間がたつにつれ、必要な支援が変わってきているといいます。

NPO法人Earth 山口功倫さん
「(発災直後は)水や食べ物が求められていたが、現在それらは増えてきたので、片付けやブルーシートを張るなどの人手が必要」

 多くの建物が倒壊し、がれきの片付けなどが被災地の課題となっていますが、激震地では断水や道路の不通が続き、思うように復興が進んでいないといいます。

NPO法人Earth 山口功倫さん
「(現在も)水道が来ないので、洗濯や風呂ができていない。(遠方からは)金銭的な支援でもいいですし、動ける方は熊本まで来ていただきたい」

 山口さんによりますと、激震地の周辺では、おおむね復興が進んでいて、ボランティアが集まれる状況まで改善しているということです。

 一方、こうした局地的な被害が直下型地震の特徴だと説明するのは、山梨大学大学院で活断層を研究する福地龍郎教授です。

山梨大学大学院 福地龍郎教授
「(山梨は)活断層の銀座のような、特に甲府盆地は活断層に覆われてますので、もし活動すれば、地盤的には弱いと思うので、もしかしたら熊本以上の被害が出てもおかしくない」

 こちらは、2004年から14年間分の地震の震源地を示した図です。

 青や黄色の丸で震源地を示していますが、甲府盆地では地震があまり起きていません。

 福地教授は盆地周辺はひずみが溜まっている可能性が高いとし、いつ地震が起きても対応できるよう、日頃からの備えてほしいと話しています。

山梨大学大学院 福地龍郎教授
「家の耐震補強をしっかりやること、常日頃から防災グッズのようなものを用意しておいて、備えておくということが重要」

 このほか、福地教授は南アルプス方面に、未知の活断層がある可能性にも触れ、「自分が住んでいる地域に、どんな活断層があるかを知ることが、日頃の備えにつながる」などと話していました。

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