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市街地を生息域とするニホンザルの群れが住民の生活を脅かしているとして、神奈川県湯河原町は、群れの全頭捕獲を求める要望書を神奈川県に提出した。同町によると、「家に入られた」「道路に居座られた」などの生活被害が昨年までの4年間で約3万3000件起きている。同町に出没するサルは、相模湾沿岸西部の西湘地域で唯一の群れとして保護対象となっている。要望書では「抜本的な対策が見いだせない状況」だとしている。

空き家が拠点に

「家の中においしいものがあるのが見えると、窓を開けて入ってくる。女性や子供を弱いとみて追いかけてくる。買い物袋を狙うこともある。夏野菜の収穫時期の今は家庭菜園に出没している」。こう話すのは、湯河原町の担当者だ。「市街地がサルの生息域になり、毎日のように出没する。空き家を拠点にしたり建物の屋上で休息したりしている」と続ける。

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筆者:寺田理恵(産経新聞)

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