四国4県や経済団体などが要望してきた四国新幹線の整備について、国土交通省は検討に向けて調査をおこなう募集を7日から始めました。
四国新幹線の構想は、山陽新幹線の岡山から分岐し瀬戸大橋を渡り、高松・徳島・松山・高知への新幹線を建設し、関西方面から直通で結ぼうとするものです。しかし、全国新幹線鉄道整備法に基づき1973年まで基本計画に位置づけられながら、具体的な建設への動きはなく、四国4県や経済団体などが実現を目指して要望を続けてきました。
こうした中、国土交通省は7日、四国新幹線を対象に実現の可能性を検討する「ケーススタディ」をおこなう事業者の公募を開始しました。「ケーススタディ」は、輸送需要の推計や駅の位置、ルートなどについて、調査・検討するもので、国が2026年度に初めて予算化しました。
「ケーススタディ」の実施は直接、整備計画への格上げにつながるものではありませんが、今回の発表を受けて、濵田知事は、「半世紀以上動きが無かった状況を打開する第一歩と受け止めている。南海トラフ地震による甚大な被害が想定される高知県にとって、災害に強い新幹線は、復旧・復興において極めて重要な役割を果たすことが期待される」とコメントしています。
