心血管疾患の診断支援ソフトウェアを開発する MedicalCirculator は25日、同社のソフトウェア開発プロジェクトが2026年度「Fukushima Tech Create アクセラレーションプログラム」に採択 […]

Image Credit: MedicalCirculator

心血管疾患の診断支援ソフトウェアを開発する MedicalCirculator は25日、同社のソフトウェア開発プロジェクトが2026年度「Fukushima Tech Create アクセラレーションプログラム」に採択されたことを公表した。

Fukushima Tech Create(FTC)アクセラレーションプログラムは、福島県浜通り地域など15市町村を舞台に、新しい事業の立ち上げや事業化を目指すアーリーステージ企業を支援するプログラム。福島県が公益財団法人福島イノベーション・コースト構想推進機構に委託して実施しており、FTC 自体は2020年度にスタートした。単なるスタートアップ育成ではなく、浜通り地域への事業・企業の定着と、新産業の集積を目的としている点が特徴となっている。

同社が開発を進めるソフトウェアは、数値流体力学(CFD)を用いた血流シミュレーション技術と機械学習を組み合わせたもの。CT 画像から再構築した血管形状に基づき、血流の状態をシミュレーションして狭窄部位の機能的評価を提示する。CFD は血流の状態を工学的に可視化する技術として活用される。

同ソフトウェアの特長は、外部クラウドや大規模計算設備に依存せず、医療機関内の一般的な PC 環境で数分単位の解析結果を出すことを目指している点だ。今回の採択支援を受け、試作システムの開発、技術検証、医療従事者からの評価および事業化に向けた検討を進める。

今後の計画として、まず冠動脈狭窄を対象に技術検証を実施し、得られた知見をもとに心臓血管領域の他の診断支援技術への展開を検討するとしている。

MedicalCirculator は2024年6月に設立。代表取締役の高山能成氏は前職シーメンスで心臓血管外科領域の学術活動に携わり、学会発表や国際学術誌への共著論文採択など血流シミュレーションを活用した臨床研究の実績がある。

via PR TIMES

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