インドで大学入試の不正をめぐる若者らの抗議デモが拡大し、野党がモディ首相らの辞任を要求するなど、政権への反発が強まっています。デモを主導するのは、急速に勢力を拡大している団体「ゴキブリ人民党」です。
インドの首都ニューデリーでは20日、大学入試の不正に反発する数千人の若者らが議会に向けてデモ行進を行い、現地メディアによると、治安部隊との衝突でおよそ90人の学生らが負傷したということです。
デモを主導するのは「ゴキブリ人民党」と呼ばれる団体で、インドの最高裁判所の長官が5月、失業中の若者を「ゴキブリ」に例えたことがきっかけで、政権与党の「インド人民党」をもじってつくられました。
人口が世界で最も多いインドでは、モディ政権下で経済成長が進む一方、若者の高い失業率や雇用格差が深刻な問題となっていて、「ゴキブリ人民党」は、政府に不満を抱える若者を中心にSNSで支持を拡大しています。
抗議運動は22日もインド各地で続いていて、これに同調した野党側がモディ首相らの辞任を求めるなど、政界にも混乱が広がっています。
TBSテレビ
