【ソウル聯合ニュース】韓国国会は憲法記念日「制憲節」の17日、国会議事堂の中央ホールで「国民の主権、憲法で開く」をテーマに記念式典を開催した。

国会で開かれた式典の様子=17日、ソウル(聯合ニュース)
制憲節が18年ぶりに祝日に指定されてから初めて開催されたこの日の式典には、趙正湜(チョ・ジョンシク)国会議長、曺喜大(チョ・ヒデ)大法院長(最高裁長官)、金尚煥(キム・サンファン)憲法裁判所長、韓聖淑(ハン・ソンスク)首相のほか、金鎬喆(キム・ホチョル)監査院長、各党の関係者、各国の外交団、1948年5月の第1回総選挙で選出され憲法制定を進めた「制憲国会議員」遺族会の関係者ら約500人が出席した。
趙氏は式典で「これまでの枠組みでは、現在の人権の死角地帯や未来の社会的対立を受け止めることができない」と指摘し、「全ての国民の尊厳を守る『みんなの憲法』へと大転換する新しい時代を開こう」と呼びかけ、国民発議による憲法改正を進める方針を明らかにした。
国会議員経験者の集まり「大韓民国憲政会」の鄭大哲(チョン・デチョル)会長も「2028年の総選挙に合わせて改憲の国民投票を実施すべきだ」とし、分権型の権力構造を盛り込んだ憲法改正や与野党の協調などを求めた。
この日の式典では、2024年12月3日の「非常戒厳」宣言時に国会議長を務めていた禹元植(ウ・ウォンシク)議員に最高位の国民勲章「無窮花章」が授与された。
趙氏が代読した授与の辞で、李在明(イ・ジェミョン)大統領は禹氏に対し「憲法精神の守護と議会民主主義の発展に寄与した功績が大きいため、大韓民国憲法に基づき勲章を授与する」と伝えた。
式典では、人工知能(AI)技術で再現された制憲国会議員198人が憲法を朗読する映像が上映された。その後、現在の国会議員が憲法前文を朗読し、与野党の院内代表が憲法に判を押すパフォーマンスも行われた。
一方、この日の行事には、最大野党「国民の力」から鄭点植(チョン・ジョムシク)院内代表が代表として出席した。
鄭氏は与党「共に民主党」による単独での国会運営に抗議するとして当初は欠席する方針を示していたが、一転して出席した。ただ、同党の張東赫(チャン・ドンヒョク)代表は欠席した。
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