高齢化や人手不足、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)など、日本と台湾は多くの社会課題を共有しています。台北市政府産業発展局は、2026年7月15日から17日まで東京・新宿住友ビル三角広場で開催される「TAIWAN EXPO JAPAN 2026」に、台北市のAIスマートアプリケーションおよびスマート医療関連企業10社とともに出展し、「台北スマートテックパビリオン」を設置しました。テーマは「Smart Tech・Innovative Taipei」。医療・介護から企業運営、公共サービスまで、実際の現場に導入できるスマートテクノロジーを紹介しています。
台北発のスマートテクノロジーで日台共通の社会課題に対応
今回のパビリオンでは、台北市が強みを持つAI応用、スマート医療、健康管理、DXなどの分野から多様なソリューションを紹介。単一の製品紹介にとどまらず、日本社会が抱える課題への対応と、実際の現場への導入を見据えた総合的な提案を行うのが特徴です。日本企業や医療・介護機関、行政機関との産業交流を促進し、スマートテクノロジー分野での日台協力を深めることを目指しています。なお、同じTAIWAN EXPO JAPAN 2026の会場では、消費者向けの受賞製品を集めた台湾エクセレンスパビリオンも出展しており、あわせて台湾の技術力を体感できます。

高齢者介護・健康管理を支えるソリューション
高齢者介護・健康管理の分野では、非接触型の生体センシング、AIによる転倒検知、スマート介護、健康データ活用などのソリューションを展示。医療・介護の現場で利用者の状態を把握したり、サービス提供を効率化したりする技術が並びます。スマートウォッチをはじめとするウェアラブルでも、心拍や睡眠の計測から転倒検知まで健康見守り機能の進化が続いており、Apple Watch・Wear OS対応の見守りサービスのように、離れて暮らす家族の安否確認に役立つ仕組みも身近になってきました。
人手不足・業務効率化を支えるソリューション
人手不足や業務効率化の分野では、AIによるリアルタイム多言語翻訳、スマート駐車場管理、企業向け電子請求書、ハイパフォーマンスコンピューティング、AI導入支援サービスなどを紹介。人的作業の負担軽減や、企業の運営・管理効率の向上につながる技術を提案します。なかでもAIによる多言語翻訳は、通訳機能を備えたAIスマートグラスなど身近なデバイスにも広がりつつある注目分野です。
情報セキュリティを支えるソリューション
DXの推進に伴って重要性が高まる情報セキュリティの分野では、本人認証、詐欺防止、ITセキュリティのマネージドサービス、デジタルプラットフォーム統合などのソリューションを展示。企業や公共サービス機関が、より安全で信頼性の高いデジタル運営環境を構築できるよう支援します。詐欺対策は個人にとっても身近なテーマで、スマホで迷惑電話を防ぐ詐欺対策アプリのような取り組みも広がっています。
開幕式・テーマイベント・ビジネスマッチングも実施
展示会初日には台北スマートテックパビリオンで開幕式典が開催され、台北市政府産業発展局の代表や台湾貿易センターの王信雄副部長をはじめ、多数の台日産業界代表が出席しました。会期中は毎日テーマ別イベントを開催するほか、1対1のビジネスマッチングも実施。日本企業が台北市のスマートテクノロジー産業の成果を深く理解し、出展企業と直接交流できるチャネルを構築します。

開催概要
パビリオン名
台北スマートテックパビリオン
テーマ
Smart Tech・Innovative Taipei
主催
台北市政府産業発展局
出展規模
台北市のAIスマートアプリケーション・スマート医療関連企業10社
会場
新宿住友ビル 三角広場(東京都新宿区西新宿2-6-1)
会期
2026年7月15日(水)~17日(金)10:00~17:00
入場料
無料
まとめ
台北スマートテックパビリオンは、非接触の生体センシングやAI転倒検知、多言語翻訳、詐欺防止まで、高齢化・人手不足・DXといった日本社会の課題に直接応えるスマートテクノロジーを一堂に集めた内容となっています。派手なガジェットというより、医療・介護や企業運営の現場で「実際に使える」ことを重視した実装力が持ち味です。会期は7月17日まで、新宿住友ビル三角広場で入場無料で開催されており、台北発の社会課題解決型テクノロジーを直接体験できます。
Source: TAIWAN EXPO JAPAN 2026
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