W杯北中米大会決勝トーナメント2回戦 モロッコ 3―0 カナダ ( 2026年7月4日 ヒューストン )

<カナダ・モロッコ>後半、先制ゴールを決め喜ぶモロッコ代表ウナヒ(右)(AP)
Photo By AP
FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会決勝トーナメント2回戦は4日(日本時間5日)に行われ、モロッコ(FIFAランク6位)が開催国カナダ(同30位)に3―0と勝利。両軍合わせてイエローカード8枚が飛び交う荒れた熱戦を制し、今大会8強一番乗り。2大会連続の8強進出はアフリカ勢として初の快挙となった。
モロッコは決勝トーナメント初戦となったオランダ戦、1―1でもつれ込んだPK戦を制し16強入り。2回戦では開催国カナダと2大会連続の顔合わせ。前回カタール大会は1次リーグ第3戦で対戦し、2―1で勝利を飾った。
先発メンバーはオランダ戦から1人変更。膝を負傷したDFリアド(クリスタルパレス)に代わってDFハルハル(メヘレン)がスタメン起用された。
試合は前半22分、FWサイバリ(PSV)が負傷交代となるアクシデントが発生。来シーズンはドイツの名門バイエルン・ミュンヘンへ移籍することが発表され、今大会3得点と活躍していた注目のストライカーが無念の表情でピッチを去ることになってしまった。
オランダ戦の疲労が残っているのか、なかなかリズムがつかめず。ラフプレーが目立ち始め、主将のDFハキミ(パリSG)が相手DFラレアと口論になると両イレブンが一触触発。あわや“乱闘”になりそうな雰囲気のなか前半終了後にはハキミを含め4人がイエローカードを受ける事態に。カナダの選手にも2枚のイエローカードが提示され、前半だけで6枚のイエローカードが飛び交う荒れ模様となった。
前半ほとんどチャンスの作れなかったチームは後半開始前、円陣を組み士気を高めると待望の先制点。後半5分、右サイドの深い位置でフリーキックのチャンスを得るとDFハキミがマイナス方向へグラウンダーのクロス。これをMFウナヒ(ジローナ)が右足ダイレクトシュートで豪快にネットを揺らしリードを奪った。
同37分には鋭いカウンターからMFウナヒがこの2点目となる追加点。守っては守護神GKブヌ(アルヒラル)が安定感抜群のセーブで無失点。後半アディショナルタイムにも途中出場FWラヒミ(アルアイン)がダメ押しとなる3点目を決めて2大会連続の8強入り。準々決勝ではパラグアイ対フランスの勝者と対戦することになった。
