【舛添直言】立党105年の中国共産党はどこへ行く
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舛添 要一
国際政治学者
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2026.7.4(土)
7月1日、共産党創立105周年祝賀大会で重要演説を行う習近平氏(写真:新華社/共同通信イメージズ)
7月1日、中国共産党は、立党105周年を迎え、北京の人民大会堂で記念行事が行われた。習近平総書記(国家主席)は、台湾統一への強い決意を示すとともに、来年秋の第21回党大会を念頭に置いた党内の結束を訴えた。経済成長に翳りが見え始めた今、習近平の中国は、直面する課題にどう向き合おうとするのだろうか。
「台湾統一は歴史的任務」
1921年7月1日に創立された中国共産党は、当時、党員数は50人ほどであった。それが、2025年末時点では、1億128万人に増えている。これは、中国の人口の約7%である。
新規党員の多くは35歳以下の若者であり、就職や昇進に有利なために、党員を目指す若者が増えている。
演説の中で、習近平は、「全党を挙げて、社会主義現代化強国と中華民族の偉大な復興という壮大な目標に向かって前進する」とうたった。
台湾については、「祖国の完全統一を実現することは党の揺るぎない歴史的任務である」と強調した。そして、「台湾独立勢力に打撃を与え、外部勢力の干渉に反対する」と述べ、「祖国統一の偉業を断固推進する」と主張した。
さらに、「強い国には強い軍隊が必要である」として、軍事力の拡充を推進することを明言した。とりわけ、アジア太平洋地域において、米軍に対抗できるように軍事力を整備する方針を述べた。そして、2027年の「建軍100年奮闘目標」を期日通りに達成する決意を示した。
また、汚職との闘いをさらに推進することを強調した。とくに、人民解放軍に対しては厳しく粛清している。
