来週から7月です。ことしの夏は、平年よりも暑くなることが予想されています。福岡市では、6月24日から、最新の暑さ対策を体験できるイベントが始まりました。

■井ノ上新弥フィールドキャスター
「きょうは、こんな所からお送りします。見た目は寝袋ですが、この中に水を貯めることができるんです。冷たい!」
こちらは、熱中症になった際に必要な体温冷却ができる救護袋です。
袋の中に水を入れることで、全身を冷やすことができ、およそ10分で体温が2度下がるといいます。
福岡市で始まったのは、猛暑・熱中症対策に特化した専門の展示会です。
全国から100を超えるブースが出展し、暑さと戦う最新技術を体験することができます。

■井ノ上フィールドキャスター
「こちらの機械、カメラで顔を読み取ると、AIが健康状態を判定してくれるそうです。良好でした。」
汗や顔色、表情に、その日の暑さ指数を組み合わせることで、対象者の体調を4段階で判定します。
本人も気付かない微妙な体調の変化を指摘してくれるといいます。
■ポーラメディカル・清水啓 取締役
「小・中・高の教育現場で、部活動や体育の前で使っている学校も多いです。去年から問い合わせ数が2~3倍に増えています。その背景には、各地域で熱中症の患者数が激増している現状があって。」

総務省によりますと、去年、全国で6月に救急搬送された人は、調査開始以来、最も多い1万7229人でした。
福岡管区気象台は、ことし7~9月の気温は、平年よりも高くなると見込んでいて、暑さへの対策を呼びかけています。

そんな中、関西の有名テーマパークが注目した最新技術も。
■井ノ上フィールドキャスター
「風が来た、涼しい!寒いくらいあります!一気に体が冷えますね!」
毎秒30メートル以上の風が吹きつけ、体の表面や衣服にこもった熱を短時間で強制リセット。わずか3分で、20分の休憩を上回る効果を発揮するといいます。
■三共空調・湊川陽介さん
「現時点では建築現場で使われていますが、今後はスポーツイベントやライブなどの屋外イベントに展開していきたいと思っています。」
入場無料のこのイベントは、マリンメッセ福岡で6月25日まで行われています。
