2026年6月16日 18:50

人里に侵入し、人的な被害も出ているクマの出没が全国で後を絶ちません。岡山県でも多発する恐れがあるとして、今日(16日)初めての対策会議が開かれました。
岡山市で開かれた初の対策会議には、中四国地方の環境事務所や農政局など、国の10の機関の担当者が出席しました。
岡山県によりますと、今年1月から5月までのツキノワグマの出没件数は、県北を中心に39件。人的被害は確認されていませんが、去年(2025年)の同じ時期の5倍以上に増えています。
会議の中で国側は、去年はドングリなどが豊作だったため出没が少なく、その分、栄養を蓄えたクマが冬を越えて出産していると推測。このため個体数が増え、秋には岡山県を含む中国地方で「出没が多発する恐れが十分考えられる」と危機感を示しました。
中国四国環境事務所は、県や市町村に捕獲の知識習得や集落への柵の設置など、資金面も含めて支援する考えで、秋に改めて対策会議を開く予定です。

最終更新日:2026年6月16日 18:50