来年度の公立学校の教員採用試験が14日、始まりました。成り手不足が課題となる中、県教育委員会は、シュノーケリングや海外旅行など、仕事とプライベートを両立する教員の姿を紹介する「ライフキャリア図鑑」を公開し、教職の魅力を発信しています。

 来年度の公立学校の教員採用試験は、鹿児島市内4つの高校などで1次試験が行われました。530人程度の採用予定者数に対し、今年度より31人多い1116人が受験しました。

 近年、問題となっている教職員不足――。

 県教育委員会は、大量退職期による社会全体の人手不足の影響や特別支援学級の増加で必要な教職員が増えたことが要因だとしています。志願者も低迷していて、倍率が最も高かった2007年度は12.3倍でしたが、今回は約2.1倍となる見込みです。

 県教委では、現在教壇に立っていない教員免許保有者に向けて教職員の道をサポートする講座を各地で開催。また、先月新たに教職員の仕事や暮らしの魅力を伝える「教職員のライフキャリア図鑑」を公開しました。

 赴任先でシュノーケリングを楽しんでいるというTさん。

「赴任地の自然のよさを体感でき、先生方や指導主事仲間と盛り上がることができる共通の話題にもなります」

 小学6年生を受け持つSさんは、夏休みを利用して海外旅行へ。

「アジアやヨーロッパを中心に10カ国を訪れ、各地の世界遺産や歴史的な街並みに触れてきました。地中海に浮かぶマルタでは語学留学を経験しました」

 教員の暮らしに着目し魅力を発信しています。

 教員採用試験の1次試験の結果は、来月10日に発表されます。

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