「久世福商店」などの専門店を全国に約180店舗展開している、食品製造小売企業のサンクゼールは6月12日、2025年8月に取得した食品製造工場(長野県長野市)が稼働したと発表した。
瓶詰め製品の工場で、6月1日製造分のなめ茸製品から順次出荷を開始、6月末から店頭展開を予定している。
新工場の稼働により、生産能力と供給体制の強化を図るとともに、在庫管理の適正化、品質管理レベルの向上を目指す。
これまで55%だった自社製造商品の内製化率を80%まで高め、営業利益を1%押し上げる規模の収益性向上を見込んでいる。

AIカメラによる検品
生産能力については1ラインで最大日産1万5000本程度を想定。既存の飯綱工場と比べ、充填能力は約1.5倍に伸びる。
飯綱工場と同等の生産水準を、およそ半分の人員で実現できる点も特長。瓶のデパレタイズ(未使用の瓶を梱包から取り出す作業)から製品のパレタイズ(出荷用に製品を梱包する作業)までを機械化した。
これまで人の目で行っていた検査工程にはAIカメラを導入し、品質の安定化、ロス削減にもつなげる。
■工場概要
名称:長野工場(NAGANO Production Base)
所在地:長野県長野市大字柳原733
敷地面積:3958m2
製造品目:瓶詰め製品
生産能力:1万5000本/日
