音楽やアート、ウェルビーイング、自然をテーマに掲げるタイ発のフェスティバル「Wonderfruit(ワンダーフルーツ)」は10月22〜25日、京都でスピンオフイベント「Wonderfruit Chapters: Kyoto(ワンダーフルーツ チャプターズ:京都)」を開催する。

2014年にタイの起業家ピート・ポーンプラパが設立した「ワンダーフルーツ」は、「Celebration of Sustainable Living(持続可能な暮らしの祝祭)」をコンセプトに掲げるアジア最大級のサステナブルフェスティバルだ。会場内のステージや建造物には竹や木などの自然素材を活用し、太陽光発電やゼロウェイストの取り組みを推進。持続可能な都市やコミュニティのあり方を体験型で提案する場として知られ、毎年世界各国から約3万〜4万人が来場する。クリエイターや建築家、シェフ、思想家らが集うグローバルコミュニティとしても発展してきた。

今回開催する「ワンダーフルーツ チャプターズ:京都」は、「ワンダーフルーツ」にとって初の海外展開となる。主催は、緑地空間設計やコミュニティ開発事業を手掛ける東邦レオ。会場は京都・大原山荘をはじめとする市内各所で、世界各国のリーダーやクリエイター、アーティストら100人限定の完全招待制で実施する。

音楽を中心とした従来のフェスティバル形式とは異なり、「深い対話と体験を通じて、未来へ続く強いきずなで結ばれたコミュニティをつくる」ことをコンセプトに据える。テーマは、禅の思想に根差した日本の哲学「妙(myo)」。平凡な日常の中に潜む非日常や、言葉では表現しきれない価値を探求する。日本文化の精神性と、「ワンダーフルーツ」が培ってきた心、音、自然への探求を融合。現代におけるウェルビーイングや持続可能な生き方の新たなエコシステムを、参加者とともに共創する場を目指す。

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