
金沢美大発ベンチャー誕生 陶芸・金属・デジタルの「融合アート」
金沢美術工芸大学からベンチャー企業が誕生です。作品の制作や作家のサポートをする企業が8日、大学から認定を受けました。
美大ならではのベンチャーにどんな効果が期待されるのでしょうか?
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8日行われた「金沢美術工芸大学発ベンチャー称号」の付与式では、4月に設立されたアート作品の制作や販売、作家のサポートなどを行うベンチャー企業・KOGEI PLUS(こうげいぷらす)合同会社に、山村慎哉学長から称号の盾が贈られました。
KOGEI PLUS合同会社・今西泰赳代表「各分野のプロフェッショナルが揃っているので融合的なアートワークを作って行きたいと思っている。また、地域の工芸作家のサポートができるような体制も整えて行きたい。」
異なる専門分野の技術を融合した製品を
KOGEI PLUSの最大の特徴は「融合的なアートワーク」。
メンバーは金沢美大の技術専門員や卒業生で、陶芸・金属・木工・石材・デジタル加工など、異なる専門分野の技術を融合した製品を生み出すことが可能になります。
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KOGEI PLUS合同会社・今西泰赳代表「こちらの作品は石の作家と木の作家と金属の作家で融合的に作った。お酒を飲む酒器とここには氷を入れ冷やしながら使える。金属のマドラーもついている」
事業の拠点となるのはキャンパス内の工房です。
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KOGEI PLUS合同会社・今西泰赳代表「我々が(大学で)勤務しながら作品を作ることもできるし、施設も、大学ベンチャーとして認定していただいたので利用することができるというメリットがある」「大学としても我々がやった成果をさらに使って発信したりして互いに利益が出るような形でやっていきたい」
ひとつの分野では実現できない制作を
金沢美大の工房は「共通工房」と呼ばれ、専門的な機材や道具を学科の垣根を越えて利用できます。
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この施設の特徴がKOGEI PLUSの「融合的なアートワーク」においても専門領域を横断しながら、ひとつの分野では実現できない制作を叶えることができるといいます。
すでに作品の受注があり、県内外に納品しているということです。
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KOGEI PLUS合同会社・今西泰赳代表「金沢市内のレストランに石と焼き物と金属の融合的な作品を作ったりした。さらにできる作品の数を増やしたりとか規模を大きくしながらこういう会社が金沢美大発のベンチャーとしてあるんだと世に知ってもらえるよう大きな活躍ができればと思う」
ベンチャー企業の立ち上げは大学にとって、美大発ベンチャーという取り組み自体のアピールに加え、現役の学生もこれまでにないレベルの高い作品制作を間近で見られたり、新しいアイデアの発見につながったりという効果が期待されます。
金沢からアートの新たな価値と文化的可能性の創出が期待されます。
