「中国第一の華僑のふるさと」として知られる広東省江門市がここ数年、コーヒーで注目されている。コーヒー豆の産地とは言えないこの地に、年間生産額30億元(約720億円)を超える「コーヒー王国」が築かれ、生豆の取引からスマート焙煎、精細な製造まで、整った産業チェーンが形成された。
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江門とコーヒーの縁は、海外に暮らす華僑に端を発している。改革開放後、地理的に近く人的なつながりも深い香港・マカオ両特別行政区のコーヒー企業が江門に着目した。世界中に広がる華僑ネットワークを生かし、江門にはブラジル、エチオピア、コロンビアなど豆の主要産地から300種類以上の高品質な生豆が集まり、年間輸入額は3000万元(約7億2000万円)を超える。江門は中国で最も早く形成されたコーヒー焙煎拠点の一つで、市内には認証を取得した焙煎企業が21社ある。年間生産能力は1万トンを超え、輸出量は全国の20%を占めている。



江門市商務局などが発表した「僑都コーヒー白書」によると、市内にはコーヒー関連の設備や部品メーカーが350社以上あり、全国のステンレス製コーヒー器具の約4割、輸出されるコーヒーメーカーの5台に1台が江門で生産されている。(提供/新華社)








