(CNN) クウェート保健省は3日、イランによる同国への攻撃により国際空港が被害を受け、63人が負傷したと発表した。今回の攻撃は、戦闘開始以降にイランの攻撃を受けた湾岸諸国の中で、最も多くの負傷者数を出した事案の一つとなった。
同省の報道官によると、負傷者のうち7人は大規模な緊急手術を必要とした。
在クウェート・インド大使館は、攻撃でインド国籍の1人が死亡したと発表。大使館は声明で、「遺族と連絡を取っている」とし、クウェート当局と連携して「可能な限りの支援と援助」を行っていると述べた。
クウェート国営通信(KUNA)は国防省の話として、攻撃により空港の第1ターミナルに被害が出たと伝えた。

在インド・イラン大使館で記者会見に臨むアラグチ外相=5月15日/Elke Scholiers/Getty Images
一方、イランのアラグチ外相は同日、イラン軍が「自衛のための攻撃」を実施したと主張した。対象となったのは、米国が「民間船舶を攻撃し、停戦に違反する」ために使用を許可されている拠点だという。
アラグチ氏はX(旧ツイッター)への投稿で、「いかなる敵対行為にも、即時かつ断固とした対応を取る。制裁や戦争で達成できなかったことは、さらなる戦争によっても勝ち取れない」と述べた。
アラグチ氏は、ルビオ米国務長官がアラブ首長国連邦(UAE)やクウェートなど地域の同盟国の協力姿勢を称賛する短い動画を添付して、この声明を投稿した。
アラグチ氏の説明によると、イランは3日未明、クウェートとバーレーンの米軍基地に加え、ホルムズ海峡付近の船舶を標的とした。
イランは、米軍が「ヘルファイア」ミサイルを使用し、イランの主要な石油輸出拠点であるカーグ島に向かっていたボツワナ船籍の石油タンカーを航行不能にした後、ミサイルとドローン(無人機)による攻撃を開始した。
