トランプ大統領とネタニヤフ首相(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)
[ロンドン発]「一体何をやっているんだ。お前は正真正銘の狂人だ。私がいなければお前は刑務所に入っていたはずだ。私がお前を救ってやったんだ。なのに、この恩知らずめ。今では誰もがお前を憎んでいる。そのせいで誰もがイスラエルを憎んでいる」
「分かった、分かった」と応じたネタニヤフ氏
イランとの停戦交渉を急ぐドナルド・トランプ米大統領が6月1日の電話会談でレバノン攻撃をエスカレートさせるイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相を激しく叱責したと米ニュースサイト「Axios(アクシオス)」が同日付で報じた。トランプ氏は激怒していたという。
電話会談について説明を受けた米当局者2人と情報筋1人がAxiosに明かした。イランはイスラエルのレバノン攻撃を巡り米国との交渉を打ち切ると脅した。これを受け、トランプ氏はネタニヤフ氏に対し、レバノンの首都ベイルート攻撃計画を止めるよう求めた。
トランプ氏はベイルートを爆撃すればイスラエルは国際社会でさらに孤立すると警告。ネタニヤフ氏の汚職裁判での自身の援助を持ち出し、刑務所行きを免れたのは誰のおかげだとなじった。ネタニヤフ氏は「分かった、分かった、とにかくすべてきちんと処理してくれ」と応じた。
