【6/3《鹿児島ユナイテッドFC》トレーニングレポート&村主博正監督コメント】
2026.6.3 ユニータ
台風一過の好天で、加えて気温と湿度も上がるユニータで本日報道向けのトレーニング公開が行われた。
チームは、百年構想リーグプレーオフラウンドの1回戦で新潟を1-0で退け、J2J3百年構想リーグの6位以上を確定させている。
そういったポジティブな話題がある一方で、このシーズンオフにチームを去る選手たちのリリースも出始めた。そこにはチームへ大きな貢献をした選手が名を連ねており、平日にもかかわらず、最後にその姿を目に焼き付けようと多くのサポーターが詰めかける様子も見られた。
チームを取り巻くさまざまな状況の中でも、選手たちは百年構想リーグ最終戦となる秋田戦に向けて、今日も立ち上げのトレーニングに取り組む姿が見られた。
プレーオフ1回戦の新潟戦では、球際など個のファイトの局面を制し、優位な展開を作った鹿児島。縦に速い攻撃を持つ秋田に対しても、その特徴に応じて生まれる局面は必ず訪れる。
そうした局面への想定と準備が、早速今日のトレーニングから始まっている。
今週も長距離の移動を伴うアウェーゲームとなるが、これまで積み上げたことを徹底し、秋田戦に勝利して百年構想リーグ5位という結果を鹿児島にもたらしてほしい。
村主博正監督のトレーニング後コメントをご紹介!
【村主博正監督】

Q.新潟戦が120点の出来だと評価がありました。改めてその思いを教えてください。
自分たちのチームの選手と、新潟の選手を近くで見ていたんですが、新潟の選手は局面で倒れたりとか足が止まっているなと見えました。我々は足が攣る選手もいたんですが、最後まで足を止めずにやっていたので、そういうのも含めてすごく勝ちたい気持ちが伝わってきたなというところです。最後のセットプレーで点を取りましたけど、そこに至るまでの守備のところでも、ボールを最後まで取りに行っていたし、攻撃のところも攻める姿勢を見せていたので、そういう意味で120点という言い方をしました。
Q.試合前の段階であれだけ相手を上回れる予想はありましたか?
選手が自信を持ってやっていたので、ある程度自分たちのサッカーを表現できれば、ゲーム内容も含めて勝つことができるのかなと思っていました。ただ新潟さんはホームで7連勝しているという勢いもあったので、どうやったら勝てるかというアプローチで、陣地を逆に取ってみたりとか、みんなで勝つためにというところで選手ともコミュニケーションを取りながら、できることはやったと思います。
Q.百年構想リーグ終盤に来てこの勝ち方というのは、半年やってきたことが実を結んだと感じます。監督ご自身はどう思いますか?
僕がいろんなものを評価するものではないと思うんですが、でも選手たちが、ゴールを目指すためにシンプルに背後を取らなければ、どうやったらそこにボールを動かせるかとか、どうやったら点を取れるかというのは、みんなでアジャストした部分だと思います。その辺は、選手の努力かなと思っています。
Q.残り1戦です。J3の中でトップというのは確定していて、あとは5位になれるかというところでもありますが、今の思いはいかがですか?
このハーフシーズンでチームを離れなければいけない選手もいます。ただ、彼らがいたからこそ今の鹿児島があるし、今年の頑張りというのも、誰か一人でも抜けていたらやっぱり今の順位にはいなかったと思います。それは、自分たちがやるべきこと、1日のところ、1試合のところをやっていった結果です。これから違う道を歩かなければいけないんですが、みんなでしっかりやってきたものというのは必ず自分に返ってくるので、そういう意味でも5位という結果を掴むことで、チーム全員の評価が上がっていくので、とにかく今年やってきたことをみんなでやって、必ず5位を取って終わりたいという話を、今日のミーティングでしました。
Q.5位という結果を待っているのが、新潟にもあれだけ来てくれたサポーターです。サポーターに向けての思いは?
本当に心強いですよね。来られない方もいるんですが、あの短期間でチケットを取ってもらったり、車で来られた方もいると思います。本当にそういう人たちの思いが、最後は選手の力になっていると、本当にここまでの戦いで感じたものです。ファン、サポーターのみんなの力があって、今の順位でもあるので、とにかくみんなの力で鹿児島が一つになって、必ず秋田に勝ちたいなというふうに思っています。
< カゴサカ質問 >
Q.先週の取材では、新潟戦のポイントは個の戦い、際のところの戦いだという話がありました。まさにその部分で新潟を上回っていたと思いますが、どういった部分が際のところで勝っていく現象を生み出したのでしょうか?
もう日常だと思います。今日もミーティングでやりましたけど、別に特別なことはやっていない。球際のところを強く行ったり、切り替えを速くしたり走ることだとか。でもそれは日々やってきたことがそのまま出ているだけなので、別にそれを特別に頑張ったねとかっていうふうには僕は思わないです。ただ、みんなが積み上げてきたものが自然と出ていることが、今の結果になっているので、そういう意味ではやってきたことが身について、それが最後の結果として実っているのかなと思います。
Q.新潟戦では、後半に入ってから新潟がボールの回し方を少し変えてきて、左右に揺さぶりながら縦に入れる隙を伺っているような戦い方がありました。それに対しても、鹿児島の守備は対応していたなと思うんですが、そのあたりの監督の評価はいかがでしょうか?
前半も新潟さんが4枚で回してきたり、1枚ボランチが降りたりとか、前進できないから何とか工夫しようというところが見えていました。後半は特にそういうのが出ていたと思います。自分たちは3バックに対してはこうやっていく、4バックで回してきたらこうやっていくというものが、しっかり選手の中でアジャストできていました。今年やってきたものを、中の選手同士でコミュニケーションを取って、その瞬間にピッチで表現できるというのは、積み上げてきた成果だと思います。
Q.今日のトレーニングでの選手たちの様子はいかがでしたか?
残り1試合しかないので、とにかくこの試合にというところで2日オフにはしましたけど、しっかりコンディションも整えて、今日の練習に懸けてきてくれていたので、姿勢も踏まえていい準備ができたなと思っています。
Q.次の相手・秋田の印象は?
局面には強いですよね。シンプルなことを徹底してくるというところで、そういう局面のところを勝たないといけないんですけど、でもしっかりつなぐところは自信を持ってつないでいかないとサッカーにならないので、そういうところも踏まえて今日は練習しました。とにかく局面のところでは負けずに、我慢強い戦いになると思いますが、必ず勝てるように努力していきたいと思います。
Q.秋田戦に向けて、勝利のポイントはどんなところですか?
ベースのところをお互いに大事にしているチームだと思います。日常のところで自分たちの自然体を出せるか、準備の時間は少ないですが、局面のところで自分たちがボールを持てる時間に、自信を持って攻撃できるかが大事になってくると思います。いい相手とできるので、自信を持ってゴールを目指すシーンを増やせるようにやっていきたいと思います。
Q.百年構想リーグの締めくくりに向けて、監督ご自身の意気込みを教えてください。
気合が入っています。とにかくこの試合に向けて5位で終わる。そのために全力で選手と残りの時間を過ごしたいと思います。