報道発表資料
2026年6月2日
生活文化局, (公財)東京都歴史文化財団

左:「東京」《ポスター(中野)》c.1968-1980年、中央上:《ターミナル(渋谷)》c.1968-1980年、中央下:「光と影」《ハナ》1980年、右:《車》1981年
東京都及び公益財団法人東京都歴史文化財団が取り組む「TOKYO スマート・カルチャー・プロジェクト」の一環として、このたび東京都写真美術館が収蔵する「東京都コレクション」の現物資料とデジタルアーカイブを組み合わせ、東京都写真美術館でのリアル展示とオンラインによるハイブリッドの展覧会「奈良女子大学 長谷研究室『複製される感性 森山大道』」を実施します。
開催概要
展覧会名
TOKYOスマート・カルチャー・プロジェクト
奈良女子大学 長谷研究室「複製される感性 森山大道」
会期
2026年9月5日(土曜日)ー10月18日(日曜日)
主催
東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
共催
奈良女子大学(国立大学法人奈良国立大学機構)、東京都写真美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)
特別協力
入江泰吉記念奈良市写真美術館(一般財団法人奈良市総合財団)、一般財団法人森山大道写真財団、TOKYO NODE
第一会場
東京都写真美術館 地下1階展示室(東京都目黒区三田 1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内)
※開館時間・休館日等はホームページ(外部サイトへリンク)をご参照ください。
第二会場(オンライン空間)
Tokyo Museum Collection(ToMuCo) 東京都立博物館・美術館収蔵品検索(外部サイトへリンク)
観覧料
無料
特設ホームページ
特設ホームページ(外部サイトへリンク)
本展覧会では、東京都写真美術館が所蔵する森山大道の作品を「複製される感性」というテーマのもと、奈良女子大学工学部の学生の視点で選定し、再構成して展示します。また、「Tokyo Museum Collection(ToMuCo) 東京都立博物館・美術館収蔵品検索」ではオンライン展覧会を通じて、誰もが、いつでも、どこでも作品をご覧いただけます。
見どころ

《三沢の犬》1971年

「東京」《青山》1969年

「光と影」《帽子》1981年
1)東京都コレクションを新しい視点で再解釈
東京都写真美術館が収蔵する森山大道の作品を、奈良女子大学工学部の学生の視点で再構成し、現代的な感覚を取り入れた新たな解釈を提示します。「東京都コレクション」の多面的な魅力を再発見する機会とします。
2)教育・研究と美術館活動が連携した実践的な試み
「東京都コレクション」を教材として活用し、学生たちが実践的なキュレーションに参加。調査・研究から展示構成に至るまでのプロセスを共有することで、“学びながら創る展示”として実験的な鑑賞体験を提供します。
3)学生によるギャラリーツアー
本展覧会のキュレーションに参加した学生が、展示の見どころや作品選定の意図について解説するギャラリーツアーを実施いたします。※詳細は決定次第、特設ホームページでお知らせします。
4)オンラインでも鑑賞可能な展覧会
オンライン展覧会を「Tokyo Museum Collection(ToMuCo)」にて同時開催し、時間や場所を問わず、誰もが気軽に楽しめる開かれた展覧会として実施します。
※本展覧会は、森山大道写真財団のご協力により、入江泰吉記念奈良市写真美術館「複製される感性 DAIDO MORIYAMA by NWU Nagatani Lab.Monika Orpik」の巡回展として開催します。同展の展示作品も含め、新たな構成でご覧いただきます。
※このリリースに掲載されている図版をデータにてご用意しております。掲載をご希望の際は、「複製される感性 森山大道」PR事務局までご連絡ください。無断掲載およびトリミング・文字掛けなどの加工はご遠慮ください。
森山大道 DAIDO MORIYAMA
1938年、大阪府池田市生まれ。デザイナーから転身し、岩宮武二、細江英公の助手を経て、1964年にフリーの写真家として活動を始めました。1967年「カメラ毎日」に掲載した「にっぽん劇場」などのシリーズで日本写真批評家協会新人賞を受賞。サンフランシスコ近代美術館(1999年・メトロポリタン美術館、ジャパンソサイエティー(ニューヨーク)巡回)、国立国際美術館(2011年)、テートモダン(ロンドン)で行われたウィリアム・クラインとの合同展(2012〜13年)、東京都写真美術館(2020年)ほか、国内外で大規模な展覧会が開催されています。国際写真センター(ニューヨーク)Infinity Award功労賞 (2012年)、フランス政府より芸術文化勲章(2018年)、ハッセルブラッド国際写真賞(2019年)を受賞するなど世界的に高い評価を受けています。
奈良女子大学・長谷研究室
奈良女子大学は2022年、日本の女子大学として初めて工学部工学科を新設しました。同学部の長谷研究室では、先端技術と造形芸術の融合を軸に新たな表現を探究しつつ、女性エンジニア育成や地域文化の発信を行っています。さらに2023年からは、入江泰吉記念奈良市写真美術館と連携し、アートコミュニケーション人材育成プログラム「あ³ the cube of a」【注】を通じて、学生とともに実践的な活動を展開しています。
【注】アートコミュニケーション人材育成プログラム「あ³ the cube of a」は、大学と美術館・地域が連携し、アートを媒介に対話と協働を生み出す人材を育成する実践型プログラム。企画立案やキュレーションなどを通して、表現と社会をつなぐ力を養うことを目指しています。
TOKYOスマート・カルチャー・プロジェクト
東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団が推進する「TOKYOスマート・カルチャー・プロジェクト」とは、東京都の文化施設が有する収蔵品や、各館の展覧会・公演等の活動の文化資源をデジタル化して記録・保存するとともに、多様な形態での鑑賞体験を提供するプロジェクトです。文化資源のオンライン公開、最先端技術による新しい鑑賞体験の創出と各館の情報環境整備を一体的に推進し、「誰もが、いつでも、どこでも芸術文化を楽しめる環境」を実現していきます。
本件は、「2050東京戦略」を推進する取組です。
戦略15 文化・エンタメ「芸術文化で躍動する都市東京を実現」

▲2050東京戦略

