FC東京との明治安田J1百年構想リーグプレーオフラウンド。ホームでの第1戦は2度のビハインドをはね返し、2-2-のドロー

試合データ(選手・監督コメント/スタッツ)

https://www.cerezo.jp/matches/result/2026053102/

WESTグループ2位を確定させた明治安田J1百年構想リーグ地域リーグラウンド最終節・ファジアーノ岡山戦から中5日。東西の同順位のチーム同士が対戦し、最終的な順位を決定するプレーオフラウンド第1戦が行われた。EASTグループ2位のFC東京をホームに迎えたセレッソ大阪。先発は岡山戦と同じ11人。3連勝中の勢いそのままに、この試合にも臨んだ。

立ち上がり、最初に決定機を作ったのはセレッソ。4分、ディオン クールズが右サイドを突破。柴山昌也を経由し、右に流れたチアゴ アンドラーデがクロスを上げると、中でDFがクリアしたボールに飛び込んだのは大畑歩夢。右足で強烈なシュートを放ったが、FC東京のGK田中颯の好守に防がれた。以降も中島元彦が良い位置で受けて背後を狙うなど、セレッソが攻勢に出たが、15分過ぎからFC東京にボールを握られ押し込まれる時間が続く。それでも井上黎生人が何度も好カバーを見せるなど得点は許さない。この時間帯を乗り切ると30分には石渡ネルソンのパスを受けた横山夢樹がカットインからシュート。盛り返し始めたが、その矢先に失点。ピッチ中央の自陣右サイドで佐藤龍之介にボールをキープされて前を向かれると、ボールを受けた左ウイング遠藤渓太が縦に突破しクロス。鋭い弾道がゴール前を横切ると、ファーで詰めた佐藤恵允に対応した大畑がクリアし切れずオウンゴール。FC東京のサイド攻撃に屈し、先制を許した。さらにこの直後、チアゴが倒れ込み、櫻川ソロモンと交代。予期せぬアクシデントが続いたが、39分、その櫻川に決定機。自身がポストプレーでサイドへはたくと、横山が相手2人を縦に突破しクロス。ファーで櫻川が頭で合わせたが、相手GKのビッグセーブに防がれた。絶好機を逃したが、前半アディショナルタイム、同点に追い付く。クールズの背後へのパスに櫻川が反応。さらにその奥に斜めに走り込んだ大畑がGKに倒され「PKか?」というシーンを作ると。プレーはそのまま流れ、相手DFのクリアを拾った柴山が左足を一閃。巻いたシュートを逆サイドに蹴り込み、ネットを揺らした。やや劣勢の前半。先制された中で、1-1で折り返したことは非常に大きかった。ただし、このシーンで足を痛めた大畑が前半で交代。後半からは登里享平が左サイドバックに入った。

46分、横山のカットインから中島がシュートを放つなど後半の立ち上がりはセレッソが攻勢に出たが、49分、ショートコーナーの流れから失点。小泉慶のクロスにマルセロ ヒアンに頭で決められ、FC東京に勝ち越しを許した。この場面では一瞬の隙を突かれた格好となったが、後半は概ねセレッソのペース。52分、中島が直接FKでゴールを脅かすと、70分、田中駿汰が中盤でカットし、ショートカウンター。柴山のクロスに櫻川が合わせて決定機も、決め切れず。それでもここが勝負所と見たアーサー パパス監督は横山と中島に代えて本間至恩と香川真司を投入。ここからセレッソがさらにボールを握りながら相手陣深くに進入、特に左サイドが活性化されて押し込んでいく。柴山も逆サイドから流れてコンビネーションでの打開を目指すと、79分、同点に追い付く。本間がサイドから中に仕掛けて中央の香川へ強めのパスを送ると、香川が見事なコントロールで前にトラップ、そこへ後ろから走り込んだ登里が左足を振り抜き、「気持ちで」(登里)押し込んだ。11試合ぶりにピッチに立った背番号6。「自分にプレッシャーをかけながら入った」中で、見事に結果を残してみせた。香川を含めた経験豊富なベテランの技術と戦術眼がチームを救った。ここからホームの勢いも背にセレッソが猛攻を仕掛けると、87分、88分と再び左サイドを崩して本間にチャンス。ただし、勝ち越しゴールは奪えず、試合は2-2で終了。ドロー決着となったが、終盤はFC東京を凌駕したセレッソ。アウェイでの第2戦へつながる結果となった。

試合後は、13年間ピッチリポーターやスタジアムMCとして活躍された池田愛恵里さんの卒業セレモニーも実施。想いのこもったスピーチには、ファン・サポーターだけではなく、パパス監督、選手、スタッフからも大きな拍手が送られた。その後、今シーズンのホーム最終戦セレモニーとしてキャプテンの田中駿汰、パパス監督がスピーチ。パートナー、サポーターへ感謝の気持ちを述べるとともに、さらなる飛躍が期待される来シーズンに向けて今大会を3位で終える決意も語った。激闘にセレモニー。大きな余韻に包まれた中、今季のホーム最終戦が終了した。

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