🎧 この記事を音声で聴く

大和ハウス工業は6月1日、神奈川県寒川町で、マルチテナント型物流施設「DPL寒川I」を着工する。

20260529daiwa00 - 大和ハウス工業/神奈川県寒川町に8.9万m2のマルチテナント型物流施設を着工

「DPL寒川I」外観イメージ

同社はこれまで、神奈川県内においてマルチテナント型物流施設3棟からなる物流タウン「DPL新横浜プロジェクト」をはじめ、BTS型物流施設など30棟、総延床面積約175万m2の物流施設開発を手掛けてきた。

今回開発する「DPL寒川I」も、神奈川県における新たな物流施設開発の一環として、神奈川県寒川町の「田端西地区土地区画整理事業」の施工区域内に開発する。地上4階建て、敷地面積3万7656.40m2、延床面積8万8967.81m2のマルチテナント型物流施設だ。

なお、今後同施設の隣接地には、冷凍冷蔵対応のマルチテナント型物流施設「DPL寒川II」の開発を予定している。

「DPL寒川I」では、各階にトラックが直接乗り入れ可能なダブルランプウェイを備え、上り線と下り線の動線を分離。これにより、トラックの車両渋滞や接触リスクを低減し、効率的な物流オペレーションを可能にする。また、各階に事務所を設置できるため、テナント企業の多様なニーズにも対応可能だ。

屋上には太陽光発電システムを設置する予定で、発電した電力を入居テナントに供給する「オンサイトPPA」方式で運用する。電力の自家消費により、再生可能エネルギーの普及拡大に貢献でき、入居テナントも実質的に再生可能エネルギーを使用することとなり、企業価値向上につなげられる。

なおBCPの一環として、リチウムイオン蓄電池の導入も計画。災害時にも、安定した物流機能を維持できる体制を整備する。こうした設備を整え、BELSの最高ランク6つ星の取得とNearly ZEB以上の基準達成を目指すという。

20260529daiwa01 - 大和ハウス工業/神奈川県寒川町に8.9万m2のマルチテナント型物流施設を着工

広域地図

20260529daiwa02 - 大和ハウス工業/神奈川県寒川町に8.9万m2のマルチテナント型物流施設を着工

詳細地図

施設は、圏央道「寒川南IC」から約0.5kmと近接し、新湘南バイパス「茅ヶ崎中央IC」から約2.5kmに位置している。首都圏広域および中部圏への配送に適した立地であるだけでなく、関東全域をカバーできる物流拠点として優れた立地条件だ。

また、JR相模線「寒川駅」から徒歩約25分、バス利用で神奈川中央交通バス停留所「山伏塚」より徒歩約4分と、通勤利便性にも優れているため、安定した人材確保が期待される。

これに加え、普通乗用車駐車場207台分、駐輪場217台分を確保するほか、テナント企業の従業員の労働環境整備の一環として、施設内には従業員専用の保育施設も設置予定で、仕事と育児の両立を支援する。

■施設概要
名称:DPL寒川I
所在地:神奈川県高座郡寒川町田端1265-2他 30筆の各一部、1266-2他48筆(地番表示)
交通:
首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「寒川南IC」より約0.5km
新湘南バイパス「茅ヶ崎中央IC」より約2.5km
JR相模線「寒川駅」より徒歩約25分
神奈川中央交通バス停留所「山伏塚」より徒歩約4分
敷地面積:3万7656.40m2(1万1391.06坪)
建築面積:2万3077.19m2(6980.85坪)
延床面積:8万8967.81m2(2万6912.76坪)
賃貸面積:7万2337.85m2(2万1882.19坪)
入居テナント数:最大8テナント(1区画約6278.97m2~)
構造等:RC造+S造、耐震構造、地上4階建て
床荷重:最大1.5t/m2、梁下有効高さ5.5m
建物用途:マルチテナント型物流施設
事業主:大和ハウス寒川開発(大和ハウス工業100%出資)
設計・施工:久米設計・錢高組
着工:2026年6月1日
竣工予定:2028年6月30日(予定)
入居予定:2028年7月上旬(予定)

国交省・経産省/物流パートナーシップ優良事業者表彰受賞者を発表

Share.