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【05月24日 KOREA WAVE】韓国のグループ「BTS(防弾少年団)」の釜山コンサートを約3週間後に控え、現地宿泊施設による過度な料金引き上げが問題になっている。

最近、SNS「X」には、BTSの公演期間中、釜山地域の宿泊費が通常より12倍以上跳ね上がったという投稿が共有された。投稿者によると、6月4~6日基準で1泊6万ウォン(約6600円)で予約できる宿泊施設の料金が、公演期間には76万ウォン(約8万3600円)まで上がった。

BTSは6月12~13日、「BTSワールドツアー『アリラン』イン釜山」コンサートを開催する予定だ。今回のコンサートはBTSのデビュー記念日である6月13日前後に開かれるため、特に大きな注目を集めている。釜山市側はコンサートに合わせ、さまざまなイベントを実施して観光客を呼び込む準備を進めている。

高い集客が予想される一方、ファンからは「宿泊施設がぼったくり料金を取っている」と否定的な反応が出ている。さらに一部の施設では、一方的に予約を取り消した後、より高い金額で改めて予約を受け付ける動きまで見られた。あるファンは「リニューアルを口実に予約を取り消しておきながら、10倍に上げた価格で再び営業していた」と訴えた。今回のコンサートには海外から訪れるファンも多く、国際的な波紋も懸念される。

価格引き上げの知らせを受けたファンからは「あり得ない口実で金もうけをしようとしている」「ぼったくりへの処罰を強化すべきだ」「観光需要で利益を得ている都市が、こうしてはいけない」と、市と宿泊業界を批判する声が上がった。

一部のファンは「腹が立ちすぎて日帰りに日程を変えた」「バスを利用してすぐ家に帰る」とし、宿泊せずにコンサートを楽しむ考えを示した。宿泊施設のボイコットを超え、釜山の商圏での消費もできるだけ減らすという反応も出ている。

釜山の宿泊施設による価格引き上げ問題は、年明けから議論を呼んでいた。イ・ジェミョン(李在明)大統領は1月、「市場全体の秩序を崩し、被害を与える悪質な横暴は必ず根絶しなければならない」と述べ、強硬な対応を指示した。市側は青少年修練院やテンプルステイなどを活用して公共宿泊施設を提供する対策を発表したが、価格をめぐる対立は簡単には解決していない。

議論が続くなか、釜山市は関係部署とぼったくり料金に関する合同点検を進め、違反事項を確認している。市側は「合同点検と公共宿泊支援策を通じ、宿泊市場の自浄作用を促し、健全な予約文化を定着させたい」と明らかにした。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News

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