徳島市で5月21日、江戸時代の浮世絵師で徳島藩お抱えの能役者だったとされる「東洲斎写楽」の絵をモチーフにした暖簾のお披露目会が開かれました。
(記者)
「鋭い目つきの歌舞伎役者がくわえているのはなんと、たい焼きです。美味しい」
徳島市のたい焼き店の入り口に現れたのは、江戸時代に特徴的な役者絵で一世を風靡した「東洲斎写楽」の代表作をモチーフとした藍染の暖簾です。
この徳島駅近く東西400メートルの通りは、徳島藩お抱えの能役者だったとされる写楽にちなみ、「写楽通り」と名付けられています。
21日は、この通りの名前にあわせて、飲食店などが作った暖簾とタペストリーが報道陣にお披露目されました。
(藍のれんを製作した ボンアーム・三谷芳広 代表)
「店の暖簾なので店の屋号がメインになるが、店からの承諾をもらって、むしろ写楽がメインになるようなデザインにした」
藍の暖簾は、この通りに軒を連ねる3つのお店にかけられています。
そのうちのひとつ、こちらのたい焼き店では、横120センチ縦100センチの大きな暖簾が出迎えてくれます。
(写楽の会・田村耕一 会長)
「写楽が描いた有名な絵をモチーフに、たい焼き屋さんの暖簾を藍染めで作った。それの取材」
(客)
「そういうこと」
(客)
「すごいかっこいなって思いました」
(藍のれんの企画に賛同した店・菅井神斗 オーナー)
「すごく出来が良くて感動しております。観光客増加に繋がればいいと思う」
(写楽の会・田村耕一 会長)
「写楽通り沿いに、写楽をイメージできるものができたらいいと思って」
「眺めながら、楽しみながら歩いていく周遊のルートになればいいなと思う」
写楽の描いた情熱が、駅前の通りに新たな風を吹き込みます。
