冬眠から目覚めたクマが全国各地で出没する中、県内でも先月下旬、上野原市の住宅街の近くにクマが出没し、ハンターが駆除しました。県内でのクマの駆除は今季初です。
【写真を見る】「緊急銃猟もよぎった」住宅街近くにクマ出没 逃げた山林で駆除 県内で今季初 山梨
県内では今年4月以降、峡南地域や東部地域などでクマの目撃情報が18件寄せられています。
吉岡キャスター
「こうした中、先月29日に上野原市内のこちらの山林でクマ1頭が捕獲・駆除されました」
駆除されたクマは市から依頼を受けた猟友会が警戒中に発見しました。体長約1m、体重約40キロで、推定3歳のオスのツキノワグマです。
地元のハンターは
「そこで放犬したが、そのあと向こうにいたクマを犬が見つけて追跡した」
クマが見つかったのは住宅地に近い場所だったため、県内ではまだ例のない「緊急銃猟」も頭をよぎったといいます。
地元のハンターは
「近くには住宅があるので絶対に発砲は禁止の場所だから。緊急銃猟の対象になるので住民や警察との打ち合わせになる」
しかし、クマが山林の奥に逃げ込んだため、通常通りの手順で仕留めることができたということです。
地元のハンターは
「この時期はエサがいっぱいあるから、里山に出てくるのが当たり前のようになっていて昔とは違う。人間にもクマは慣れているので住宅街も危ない」
県によりますと、銃を使ったクマの駆除は県内では今季初です。
上野原市の担当者は「市の緊急銃猟マニュアルの完成は今年秋の予定で、それまでは県の指針を参考に適切に判断していきたい」と話しています。
