新たなスタジアム整備に必要な費用負担のあり方について、民間資金の確保を進めているブラウブリッツ秋田は、クラブが望む負担の割合を今月中に示すことになりました。

県と秋田市は負担の割合についての考え方が一致していますが、クラブ側が方針を決めかねていたため、3者による話し合いの場を通じて結論を出すことにしています。

新たなスタジアム整備をめぐり現時点で見通しがつきそうなのは、施設の設計や所有、整備に向けた事務的な作業を担う「事業主体」です。

ブラウブリッツ秋田がクラブが主体となる「民設」を断念したこともあり、県と秋田市が共同で担う可能性が高まっています。

一方で不透明なのが施設の規模や費用負担のあり方です。

1万人規模の施設を望むクラブ側が、民間資金をどれだけ確保できるかが焦点です。

県と秋田市はいずれも、民間資金が確保できなければ事業は進まないと考えます。

鈴木知事
「やはり市も県も財政状況鑑みると…またこの施設、私は純粋にJリーグだけのためのものではないと認識はしてますけども、とはいえ県民の理解を考えると、一定の(負担)上限は決めたうえで、いつまでもどこまでも“増えてきたから出してください”ということはできない」

費用負担のあり方について県は、国の補助金とクラブが確保する民間資金を事業費の柱にしたい考えです。

国の交付金を除く部分、つまり地元側で負担する費用は、「2対1対1」の割合が望ましいと提案していますが、鈴木知事はクラブ側が、この負担割合に合意していないと明らかにしています。

鈴木知事
「2:1:1 これまだ3者合意に至っていないという私の認識。クラブはまだOKではないということですので。でもそれ、のんでもらわないと困りますので」

事業の方向性を決めるための3者による協議が、秋田市内で行われました。

ブラウブリッツ秋田専務
「前回同様、冒頭のみの取材となりますので、申し訳ありませんがご了承ください」

14日も冒頭のみが公開された協議の場では、費用負担の割合についても話し合いが行われました。

県と市は、2対1対1の割合で考え方が一致したものの、“クラブ側は回答を保留した“と、秋田市の担当者が明かしました。

秋田市スポーツ振興課 猿田実課長
「市としても2:1:1と理解してますので、そちらをベースに次の協議会で3者で合意していければなと思ってます」
記者
「クラブはそれについては」
猿田実課長
「クラブは“きょう話を持ち帰る”ということでしたので、次回の協議会の中で回答していただけるものと考えております」

このほかクラブ側からは、民間資金が約1,000万円集まったことが報告されました。

次の協議は今月26日に行われる予定で、クラブ側はこの場で費用負担の割合についての要望を提案することにしています。

※5月14日午後6時15分のABS news every.でお伝えします

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