ニュージーランドの釣具店は、日本の店よりずっと自然の総合案内所に近い場所でした。
こんにちは!リコです。
私が入った店は、体感で半分が釣具、半分が狩猟用品。最初の数秒で、その国の暮らし方まで伝わってきたんです。
入口でわかった、店の役割の違い
看板には鹿、鳥、魚。
入口に立った瞬間、「ここは釣り道具だけを買う店じゃない」とはっきりわかりました。
釣りの棚のすぐ近くに狩猟用品がある。その並び方がもう、日本でよく見る釣具店とはかなり違うんですよね。
私が普段なじみのある日本の釣具店は、ロッド、リール、仕掛け、エサ、クーラーをそろえる釣りの専門基地という印象が強めです。
でもNZで見た店は、海へ行く人、川へ行く人、山へ入る人まで、ひとつの店で受け止める空気がありました。
この店は、何を売る店なのか
わたしが訪れたのは「Hunting & Fishing New Zealand」。公式サイトによると、釣り・狩猟・キャンプ用品を扱う店で、1986年創業、現在全国40店舗の100%地元資本企業です。
さらに「最高の助言とインスピレーション」を掲げていて、道具を売るだけでなく、外遊び全体を案内する店であることが伝わります。
つまり、釣りの店でありながら、同時に狩猟やキャンプの入口でもある。
ここが面白いところ。店の棚を見るだけで、「NZでは釣りが単独の趣味ではなく、もっと大きなアウトドア文化の中に置かれている」とわかるんです。
なぜ釣りと狩猟が並ぶのか
背景を調べると、この並びはかなり理にかなっています。
ニュージーランドでは、海のレジャー釣りは原則ライセンス不要ですが、湖や川の淡水釣りにはライセンスが必要です。
さらに、公共の保全地で狩猟するにはDOCの許可が必要で、ゲームバードの狩猟にはFish and Gameのライセンスも求められます。
つまり釣りも狩猟も、「自然に入る遊び」であると同時に、「ルールを知って始める行為」でもあるわけです。
しかもDOCは、NZの鹿について天敵がいないため数が増えやすく、植生への影響が出ると説明しています。
狩猟が食や趣味だけでなく、自然管理ともつながっている国だからこそ、釣りの隣に狩猟用品が並ぶ景色が自然なんですね。
日本の釣具店と、何が違って見えたのか
この違いは、商品構成の話だけではありません。
日本の店は、魚種や釣法に合わせて細かく深く選べる強さがあります。
たとえば堤防のサビキ、ちょい投げ、ファミリーでのエサ釣りみたいに、目的がはっきりしていて選びやすい。その安心感、かなり大きいですよね。
一方でNZの店は、「今日は何を釣るか」よりも先に、「週末を自然の中でどう過ごすか」が前に出てくる印象でした。
釣りと狩猟が同じ店にあるのは、売り場の都合ではなく、自然との距離の近さそのもの。
ここが、いちばん大きな発見でした。
旅先で見るべきは、棚の中身だけじゃない
海外で釣具店に入ったら、ロッドやルアーの数を見るだけでは少しもったいないです。
何が釣具の隣に置かれているかを見ると、その国で釣りがどんな生活圏にあるのかが一気に見えてきます。
NZでは、釣りは海辺だけの遊びではなく、山や川、狩猟、キャンプまで地続きでした。だから店も、釣具店というより自然の案内所に近い。
旅先で釣具店を見る目が少し変わると、釣り旅はぐっと面白くなりますね。
次に備えて
今回いちばん強く感じたのは、店はその国の釣り文化を映す鏡だということです。
NZの釣具店で狩猟用品が大きな存在感を持っていたのは、釣りが広いアウトドア文化の一部だから。
旅先で釣具店を見るときは、棚の奥までじゃなく、「隣にあるもの」を見る。その視点ひとつで、その国の釣りがぐっと近くなります…!
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次回も、日常がちょっと豊かになる釣りのヒントをお届けしますので、お楽しみに!
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【出典・外部リンク】
[Hunting & Fishing New Zealand, 2026]公式サイト、Our Story、Store information (Hunting & Fishing)
[Ministry for Primary Industries, 2026]Recreational fishing rules (MPI)
[Fish and Game New Zealand, 2026]Fishing licences and regulations (Fish & Game)
[Department of Conservation, 2026]Hunting permits and deer management information (Department of Conservation)
