三菱マテリアル(本社・東京)が兵庫県朝来市生野町の観光施設「史跡生野銀山」の経営から外れる意向を示していることについて、藤岡勇市長は24日、同社などが出資する第3セクター「シルバー生野」から市が事業を継承し、来年4月に指定管理者制度を活用して同施設の運営を始める方針を明らかにした。

 あさご・ささゆりホールで開かれた市連合区長会の行政報告の中で言及した。

 藤岡市長は、三菱マテリアルの観光事業からの撤退について「本業から遠いものであると判断して決定された」と述べた。当初、三菱側が事業譲渡先を探し、民間企業と協議を行ってきたが、契約合意に至らなかった経緯も明らかにした。

 現在、三菱側と施設譲渡などで協議しており、「市にとって生野銀山はかけがえのない唯一無二の施設。長い歴史の中で継承していかなければならない」と話した。

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