【4月23日 東方新報】「武漢製、世界へ」をテーマにした中国・欧州自動車産業協力交流会が、現地時間14日にパリで開かれた。
湖北省(Hubei)武漢市(Wuhan)で生産された10数台の新エネルギー・コネクテッドカーが初めてまとまってセーヌ川のほとりに登場した。会場には中欧の自動車業界関係者150人余りが集まり、グリーン転換、技術革新、サプライチェーンの最適化、産業チェーンの連携などについて意見を交わし、中欧自動車産業の新たな協力のあり方を探った。中国東風汽車工業進出口有限公司(China Dongfeng Motor Industry Imp&Exp)やロータス・カーズ(Lotus Cars)などは、最新の電動化・スマート化モデルや技術成果を展示した。
武漢市党委員会常務委員で、武漢経済技術開発区(略称・武漢経開区)党工委書記の劉子清(Liu Ziqing)氏はあいさつの中で、「武漢製」の優れた製品を携えてパリに来たのは、最新の成果を示すためだけでなく、欧州のパートナーと手を携えて前に進むためでもあると述べた。特に、中国・フランス合弁の神龍汽車(Dongfeng Peugeot-Citroen)について、中国で最も早く設立された合弁自動車メーカーの一つであり、これまでの利用者は累計650万人を超えると紹介した。
紹介によると、武漢経開区はフランスの自動車産業、そして欧州の自動車産業と深い縁を持っている。1991年、フランスのプジョー・シトロエンと東風汽車集団(Dongfeng Motor)が合弁で神龍汽車を設立し、武漢経開区はこれを契機に誕生した。今回の会場では、武漢経開区で生産された複数の新エネルギー・コネクテッドカーが集中的に展示され、複数の自動車メーカーが最新の電動化・スマート化モデルや技術成果を披露した。
フランスのジャンピエール・ラファラン(Jean-Pierre Raffarin)元首相はあいさつで、仏中の自動車協力には長い歴史があり、実りある成果を上げてきたと述べた。そのうえで、現在、世界の自動車産業は大きな変革期にあり、双方は新エネルギー車やコネクテッド分野など最先端領域で大きな可能性を持っていると指摘した。さらに、より多くの中国企業がフランスに進出することを期待するとともに、欧州企業が中国の開かれた協力の産業チェーンに積極的に参加することも歓迎すると語った。
交流会では調印式も行われた。複数のフランスの自動車販売グループが中国企業と協力の意向に関する合意を結んだほか、武漢経開区はフィアム(Fiamm)、ヴァレオ(Valeo)、ZFフリードリヒスハーフェン(ZF Friedrichshafen AG)など欧州自動車産業チェーンの主要企業と協力協定を締結した。内容は部品、技術開発、市場開拓など多岐にわたる。出席者は、中欧の自動車産業は相互に深く結び付いており、世界的な変化に直面する今こそ、開放と協力、強みの補完を堅持し、産業チェーンとサプライチェーンの安定性と強靭性を共に守るべきだとの認識を示した。(c)東方新報/AFPBB News
