中華民国第15代総統の蔡英文さん【写真:産経新聞社】
東北地方で20日夕方、最大震度5強を観測する強い地震が発生しました。太平洋側の広い範囲に一時、津波警報が出されるなど緊迫した状況が続くなか、台湾から届いた温かなエールが話題に。中華民国第15代総統である蔡英文さんが自身のX(ツイッター)アカウント(@iingwen)に投稿した、日本の被災地へ向けた日本語の応援メッセージが反響を呼んでいます。
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「困難な時にこそ支え合う」 心に響くエール
「今回の地震は、我々台湾の人々にとっても東日本大震災の記憶を呼び起こすものでした」
蔡英文さんは、日本の状況を案じる温かな言葉とともに、台湾の人々が日本を「家族や友人」のように思っていることを綴りました。投稿には、台湾全土で「自分たちにできることはないか」という支援の輪が広がっていることが明かされています。
また、台湾付近から日本へ向けて「日本、頑張ってね!」と青い文字で書き込まれた地図の画像も添えられています。距離を超えて、寄り添おうとする意志が感じられる一枚です。
さらに、蔡英文さんは「苦楽を共にし、困難な時にこそ支え合うのが台日の絆です。台湾はいつでも駆けつけます。今回も、そしてこれからも」と断言。日本の安全を台湾から祈り続けていると結びました。
「別の機会にこのご恩をお返しできれば」 日本人から感謝の声
この投稿は大きな話題となり、8.1万件の“いいね”が寄せられました。リプライ(返信)には、台湾から日本に寄り添う姿勢に心を打たれた日本人からのメッセージが殺到しています。
「苦難のときに真っ先に手を差し伸べてくださる絆の深さ、忘れません」
「台湾で何かあったときは日本も助けます」
「台湾のみなさまの優しさ、お心遣いをしかと受け取りました。別の機会にこのご恩をお返しできればと思います」
これまでも地震やパンデミックなど、幾多の試練のたびに助け合ってきた日本と台湾。蔡英文さんが発信した「いつでも駆けつける」という力強い言葉は、被災地のみならず、日本中の人々の心に深く刻まれたようです。
(Hint-Pot編集部)