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【04月23日 KOREA WAVE】韓国・ビデオゲーム開発「クラフトン(KRAFTON)」のキム・チャンハン代表が、中国に続いてインドでも「ゲーム外交」の歩みを広げている。インドでは上院議員と会い、現地のゲーム産業生態系について意見を交わした。

キム・チャンハン代表は20日、インド・ニューデリーで開かれた「韓印ビジネスフォーラム」に出席した。

今回のフォーラムには、イ・ジェミョン(李在明)大統領をはじめ両国政府関係者や企業関係者ら約600人が集まった。

キム・チャンハン代表は「デジタル経済」セッションで発表した。インドの「国民的ゲーム」となった「バトルグラウンズ・モバイル・インディア(BGMI)」を例に挙げ、現地デジタルコンテンツ生態系の拡大策に触れたと伝えられている。

現地の政策関係者との接点も続いた。キム・チャンハン代表は、インド上院議員のスジート・クマール氏と面談した。クマール議員はインド国会の通信・情報技術委員会に所属し、ゲームやeスポーツ関連の立法を主導している。双方は、インドがゲーム産業の「戦略的要衝」だとの認識で一致した。

キム・チャンハン代表が大統領歴訪の経済使節団に加わったのは、2026年に入って2回目。

キム・チャンハン代表は2026年2月、中国・北京で開かれた「韓中ビジネスフォーラム」にも出席した。この場でも、両国ゲーム産業の交流活性化の必要性を強調したという。

中国に続いてインド出張にも同行した背景には、インドのゲーム・eスポーツ市場でクラフトンが築いた際立つ存在感があるとの見方が出ている。

クラフトンは2021年、「バトルグラウンズ・モバイル・インディア(BGMI)」を投入した。このゲームは配信開始から約1年で累計利用者1億人を超え、ヒット作として定着した。

現地での人気を追い風に、BGMIのeスポーツ大会はインド史上初めてテレビ生中継も実現した。売り上げ面での寄与も大きい。BGMIは2025年7~9月期時点で、四半期ベースの過去最高売り上げを更新した。

ゲーム内ではインド限定スキンを発売し、現地の有名ブランドとの協業も進めながら勢いを広げてきた。2025年のBGMI有料決済利用者は、2024年比で24%増えた。

クラフトン・インド法人は2026年、マーケティング力を集中し、年内に新作3本を追加投入する計画だ。とりわけ現地で人気の高いスポーツを狙ったクリケットゲームも発売予定作に含まれている。

投資拡大も本格化する。クラフトンはネイバー、未来アセットグループと組成した最大1兆ウォン(約1000億円)規模の「ユニコーン・グロース・ファンド」を通じ、インドの人工知能(AI)企業やゲームスタートアップへの投資を進める方針だ。

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