
ドイツテレコムのロゴ、ミュンヘンの記者会見場で2月撮影 REUTERS/Michaela Stache/File Photo
[ベルリン 22日 ロイター] – 独通信大手ドイツテレコム(DTEGn.DE), opens new tabは米TモバイルUS(TMUS.O), opens new tabとの経営統合を目指している。関係筋が明らかにした。実現すれば時価総額約4000億ドルの世界最大の通信会社が誕生する。上場企業同士の合併としては過去最大規模となる。
ドイツテレコムの株価は22日午前の取引で約3%下落した。交渉は初期段階にあるという。ドイツテレコムはTモバイルの株式の53%を既に保有している。
両社の合併は停滞する通信業界で成長を再加速させることを狙っているが、規制面や地政学上の大きな障害に直面する可能性がある。
経営統合には独政府の支持が不可欠となる。政府と政府系の復興金融公庫(KfW)がドイツテレコム株の計28%を保有し、同社の筆頭株主となっている。統合後の新会社ではこの持ち分が希薄化する可能性がある。
ブルームバーグによると、提案では新たな持ち株会社を設立し、両社に対して全額株式交換による買収を提示する。新会社は既存株主が保有し、米国と欧州で上場する計画という。
LSEGのデータによれば、この取引は1999年に発表されたボーダフォンとマンネスマンの合併を上回り、過去最大の案件となる。時価総額はTモバイルが約2180億ドル、ドイツテレコムが約1660億ドルとなっている。
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