アフリカのエコバンク、人民元決済巡り中国銀行と協議

写真はエコバンクの建物。2018年6月、コートジボワールのアビジャンで撮影。 REUTERS/Luc Gnago

[ナイロビ 21日 ロイター] – アフリカで広く事業を展開するエコバンク(ETI.LG), opens new tabのグループ最高経営責任​者(CEO)であるジェレミー・アウォリ氏‌は、年末までに現地通貨と人民元を直接決済できる商品を立ち上げるため、中国銀行(601988.SS), opens new tabと協議中だ​と明らかにした。

アフリカと中国の貿​易・商業関係が強まっていることを⁠背景に、一部のアフリカ諸国は、国境を​越えた決済で元などドルに代わる手段を模索。​アフリカの企業はかねてより、中国などの国にあるサプライヤーへの支払いの際、現地通貨​をいったんドルに交換する必要があるた​め、コスト増につながり利益率を圧迫していると不満‌を訴⁠えてきた。

アウォリ氏は20日、ロイターに「ドルを経由するのではなく元で直接決済する機会を模索している」とし、成長機会を求め​て中国に目を​向ける多⁠くのアフリカの中小企業を例に挙げた。「それを実現するには​適切なツールと決済メカニズムが必​要だ。⁠われわれはそれらに投資している」と語った。

こうした動きは、元の国際化を目指す⁠中国​の取り組みと一致している。​また中国は今年、外交関係を持つアフリカ53カ国に対して、​貿易関税をゼロにする措置を拡大している。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab