
入学式で記念撮影をする湘南ライフデザインスクールの1期生ら=17日、文教大学湘南キャンパス
シニア世代の学び舎となる「湘南ライフデザインスクール」が17日、文教大学湘南キャンパス(茅ケ崎市行谷)で開校し、入学式が開かれた。1期生33人は1年かけて座学や体験型授業を通じて、人生後半の地域での生き方や役割などを学んでいく。
NPO法人「シニアも社会を支える国へ」が企画、同大がキャンパスを提供するなど協力している。

入学式であいさつする稗田代表=17日、文教大学湘南キャンパス
式では同法人の稗田政秋代表が「『第2の小学校』という思いも込めて開校している。肩書なしで地域でやりたいこと、やりがいを見つけていく場にしてほしい」とあいさつ。文教大担当者も「四季折々の木々に囲まれ落ち着いて学べる場。充実した1年間を」と祝辞を述べた。
新入生は平均年齢65歳。老年学や死生観、資産管理など年間80回の講義を受講し、自身の役割や地域社会との関わり方などを考えていく。修了後は同法人が受講生の思いやスキルを生かせる活動の場も紹介していくという。
教職員を退職したばかりという瀬戸哲子さん(60)は「これからの生き方を考えるヒントになればと思い入校した。同世代と一緒に学び、刺激を得たい」と話していた。
式には県政策局の担当者も同席し「県の理念にも合う取り組み。神奈川モデルとして広げられるよう最大限の連携を図っていく」と期待を寄せた。(牧野 昌智)
