
奥深い味わいが人気の燻製ロースカレー=穴水町大町で
のと鉄道穴水駅前に店を構え、穴水駅から七尾行の終列車が発車する直前の午後9時まで営業。駅前の憩いの場として親しまれ、町内では比較的遅い時間まで営業している飲食店であることから「二軒目の締め」として訪れる人も多い。
1973(昭和48)年、松村満さん(故人)が創業。満さんが2021年に亡くなった後、現在は妻公子さん(71)が店を守り、24年元日の能登半島地震で被害を受けた後も同年11月に営業再開を果たした。
食事のメニューが充実。看板メニューの自家製カレーは、牛すじを使った満さんが残したレシピをベースに、東京の専門店を訪ね歩いた次男の崇由さん(42)が改良を重ねた。ラーメン用の鶏がらと豚足のだしやテール肉などでさらに奥深いものになっている。
さらに、崇由さんが新たなこだわりを見せているのがトッピング。趣味だった燻製(くんせい)をカレーとともに常連に食べてもらったところ好評だったことから、桜のチップでいぶしたロース肉やロースカツ、カモ肉、カキフライがトッピングとして正式メニュー化した。
崇由さんは野々市市に2号店を開き、武者修行中。しかし、燻製などの仕込み作業は引き続き穴水で行っており、野々市店の休業日(月、木曜)を中心に母を手伝いつつ精を出す。
公子さんは「メニューが多くなって大変だが、燻製メニューはどれも結構出ている。ありがたい」と話している。(山谷柾裕)
フリースタイル 自家製カレー900円、燻製ロースカレー、燻製ロースカツカレー、燻製カモカレー、燻製カキフライカレーはいずれも1600円▽穴水町大町は24▽営業時間は午前9時〜午後9時、水曜休み▽0768(52)2004
