ノルウェーの自然ノルウェーは、サウナやハイキングなどの長寿のためによい習慣を楽しく行うのにぴったりな土地だ。StefanoZaccaria/Getty Imagesノルウェーは知られざる長寿の地で、世界で最も幸せで健康な人々がいる。ある医師によれば、屋外での運動や定期的なサウナの利用といったノルウェーの習慣が大きなメリットだという。栄養価の高いノルウェーの食事は、健康を促進する地中海料理と似ている。

日本、コスタリカ、イタリア。

これらの国々は長寿の人々が集中して暮らす地域があり、それらは「ブルーゾーン」と呼ばれることがある。

ブルーゾーンに住んでいなくても100年生きるための4つのルール | Business Insider Japan

ブルーゾーンに住んでいなくても100年生きるための4つのルール | Business Insider Japan

だが、そこから1000マイル離れたところに、隠された宝石のような場所がある。

ノルウェーは地中海地域のように大々的な宣伝は行われていないかもしれないが、長生きして充実した人生を送るための、あまり知られていない秘訣が数多く存在するとジェフリー・ラウズ(Jeffrey Rouse)は語った。

チューレーン大学の教授で、ヘルスケアテクノロジー企業Shiftwaveの最高医療責任者でもあるラウズ医師は、旅行会社Orbridgeによる長寿をテーマにしたノルウェークルーズに客員研究員として参加している。脳の健康を専門とするラウズ医師は、ノルウェーの社会的な習慣が脳の老化を防ぐのに役立つことから、ノルウェーに魅了されたと語った。

「ノルウェーに住む人々は健康的な長寿の習慣について教えてくれる」と、彼はBusiness Insiderに語った。

ノルウェーは複数の調査で、幸福度や平均寿命、健康寿命(慢性疾患や加齢に関連した障害のない期間)で上位に入る国だ。

サウナでリラックスしたり、アウトドアで過ごしたり、楽しみながら老化を遅らせるノルウェーの文化から、我々が学べることを紹介しよう。

ノルウェーの食事には、健康的な脂肪分が豊富

ノルウェー人と他エリアのスーパーエイジャーとの共通点に、世界で最も健康的な食事をとっていることがある。

「ノルウェー人の食事は、重要なファクターだ。地中海料理の寒冷地版とも言えるだろう」とロウズ医師は語った。

北欧の食事は、ノルウェーのほか、デンマーク、フィンランド、アイスランドなどでも食べられているもので、野菜、全粒穀物、ナッツ、豆類、種類、ベリーなどの加工されていない食材が多い。それらは、できる限り地元の旬の食材を食べ、砂糖や塩分が添加された加工食品を避けることを重視している。

ラウズ医師によると、地中海料理との違いは、ノルウェー料理には昔から、サケ、サバ、イワシなどの魚が多く含まれる点だ。これらには、加齢に関連した脳や体の負担から守る働きのあるオメガ3脂肪酸のような健康的な脂肪分が多い。

ノルウェー料理にはまた、ギリシャヨーグルトに似たスキールなどの発酵食品や、腸内の健康に役立つ漬物類もある。

「抗酸化物質が非常に多い」とラウズ医師は述べた。

「野菜、豆類、ナッツに重きを置くことは、健康増進に役立つ食事のお手本と言えるだろう」

また調査によると、ノルウェーは世界でもコーヒーをよく飲む国で、フィンランドに次いで2番目に多い。毎日のコーヒーは健康のメリットがあり、心疾患やがん、糖尿病のリスクを下げると考えられている。

ノルウェー人は屋外での運動が大好き

これ以外のノルウェー人の健康習慣には、自然の中で十分な運動をすることがある。

ノルウェーを象徴する文化に「フリルフトスリヴ」というものがある、これは「屋外での生活」という意味だ。

「人々は外に出かけ、自然の中でともに過ごすという文化がある」とラウズ医師は述べ、「それは、彼らの中に深く根付いているものだ」と付け加えた。

ハイキング、サイクリング、ウォーキング、スキー、カヤックなどが年間を通して、社会活動として日々の生活の中にある。

結果として、ノルウェー人は健康のために推奨される運動量をアメリカ人よりも多く行っているようだ。

さらに、研究によると、屋外での運動は特に有益であり、幸福感をもたらすエンドルフィンを増加させ、コルチゾールを減少させることで、ストレスを軽減し、エネルギーを高め、気分を改善するのに役立つという。