宮崎県の都城市で、養豚場のブタが豚熱に感染したことを受け、畜産関係者などが対策について話し合う緊急の会議が開かれました。

 10日、県庁で開かれた県の豚熱緊急防疫対策会議。宮崎県都城市の養豚場で飼育されていたブタが豚熱に感染したことを受け開かれたものです。

 豚熱はブタやイノシシが感染する強い伝染力が特徴の病気です。今回豚熱の感染が確認された都城市の養豚場から半径10キロの範囲には県内の2つの養豚場がありますが、これまでに異状は確認されていないということです。

(県家畜防疫対策課・米丸俊朗課長)
「万が一県の養豚場で豚熱の発生があると畜産だけでなく地域産業にも大きな影響が考えられる。強い危機感を持っている」

 会議には県の職員や畜産関係者などが参加し、養豚場への野生動物の侵入を防ぐ対策などについて共有しました。

 鹿屋市では市内の養豚農家に消石灰や消毒液を配りました。

(農家)
「ウイルスが入ってきたら大変なので防疫にはいつも努めているが心配」

(農家)
「市役所で消毒剤や石灰を配布してくださるので大いに活用して万全を尽くしたい」

(鹿屋市畜産課・桑原鉄太朗主査
「ついに隣県農場での発生が確認されてしまったのでさらに緊張感が高まってる状況になった」

 鹿屋市では81戸の養豚場で約19万6000頭の豚が飼育されていますが異状は確認されていないということです。