
写真はウェリントンにあるNZ中銀の建物。2025年9月撮影。REUTERS/Marty Melville
[ウェリントン 8日 ロイター] – ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は8日、政策金利のオフィシャルキャッシュレート(OCR)を市場の予想通り2.25%に据え置いた。中東戦争による経済への影響を見極めるため様子見姿勢を取ったものの、インフレ圧力が強まれば即座に行動する用意があることを示唆した。
据え置きは2会合連続。ロイター調査ではエコノミスト32人全員が据え置きを予想していた。
中銀は声明で「据え置き決定は、中期的なインフレ上昇リスクに先手を打って対応することによる潜在的な利益と、経済回復を不必要に抑制することによるコストとのバランスを取ったものだ」と述べた。
包括的な経済予測は示していないが、記者会見に先立って公表されたスライドでは、今年のインフレ率が4%を上回ると見込んでいることが示唆されている。
声明では「総合インフレ率の短期的な上昇幅は、中東紛争の推移や、世界的なサプライチェーン(供給網)およびエネルギー市場の混乱の規模と期間に左右される」と記した。
さらに声明は、中銀が中期的にインフレ率を目標レンジの中間値である2%に戻すことに引き続き注力していると強調。「これらの条件が満たされない場合、政策金利の断固かつ適時の引き上げが必要となる」とした。
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