
4人の関係者によると、中国の半導体受託製造会社(ファウンドリー)大手の華虹集団は、人工知能(AI)チップの製造に活用できる7ナノメートル(nm)の半導体製造技術を開発した。写真は2023年2月撮影(2026年 ロイター/Florence Lo)
[シンガポール 16日 ロイター] – 4人の関係者によると、中国の半導体受託製造会社(ファウンドリー)大手の華虹集団は、人工知能(AI)チップの製造に活用できる7ナノメートル(nm)の半導体製造技術を開発した。同技術の自給自足を目指す中国政府にとって重要な節目となる。
華虹集団傘下の華力微電子は、上海の工場で7ナノプロセスを使った量産準備を進めており、これが実現すれば、中国で最先端技術を保有する2社目の半導体メーカーとなる。中国では現在、ファウンドリー最大手のSMIC(0981.HK), opens new tabが唯一、7ナノプロセスを使って半導体を製造している。米政府は昨年、中国向け技術輸出規制の一部を緩和したため、エヌビディア(NVDA.O), opens new tabが中国向けに自社で2番目に高性能なAIチップを販売できるようになった。だが、中国政府は外国のサプライヤーへの依存を減らすべく、国内企業に対し国産代替品の購入を奨励してきた。
ロイターは、華虹がどのようにしてこの高度な製造能力を獲得したのか、その製造効率はどの程度か、また開発にどの主要な装置サプライヤーが関与したのかを特定できなかった。華虹による7ナノチップ製造プロセスの開発について報じられるのは初めて。
3人の関係者によると、中国のハイテク大手華為技術(ファーウェイ)は7ナノ技術に関して華虹と協力関係にある。
複数の関係者によると、華力微電子は年末までに月産数千枚の7ナノチップ生産能力を立ち上げ、その後さらに増産する計画だ。
華虹集団、華力微電子、その系列会社である華虹半導体(688347.SS), opens new tab、およびファーウェイはコメント要請に応じなかった。アナリストによると、SMICはオランダの半導体製造装置メーカーASML(ASML.AS), opens new tabの液浸型装置を使用して7ナノチップを製造しているが、生産歩留まりは依然として低い状態が続いている。
ASMLは、納入に関する質問にはコメントしないと述べた。
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