三菱ふそうトラック・バスは、インドに新たなグローバル拠点「Fuso Tech Centre India」(FTCI)を開設、3月9日より業務を開始した。新拠点は最新設備を導入し、今後、多岐にわたる製品技術と業務を担う拠点となる。
<Fuso Tech Centre India受付>
新拠点は、インド南東部のタミル・ナードゥ州カーンチープラムに開設。三菱ふそうがダイムラートラックグループ体制で培ってきた技術力をさらに発展させ、その機能を再編し、集約・強化する。
オフィスは延床面積2,847m2で、コラボレーションを促すワークスペースに加え、デザインスタジオ、実車を使わずに高度な制御テストを可能にし、開発の安全性・スピード・精度の向上が実現できるHIL(Hardware-in-the-Loop)テスト設備、診断ラボなどの先進設備を備える。
<ミーティングルーム>
これにより、開発、カスタマーサービス、コストエンジニアリング、IT・デジタルソリューション、調達を含めた各機能が連携して三菱ふそうの業務を横断的に支援。製品の設計・検証・診断の各開発プロセスの高度化を通じ、開発スピードと品質の双方を引き上げる。同時に、変化に迅速に対応できる柔軟な体制と意思決定を可能にし、グローバル事業の機動性と連携力を強化する。
三菱ふそうは2013年より、ダイムラートラックの海外生産拠点の一つとしてダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ社(DICV)が運営するオラガダム工場(インド・チェンナイ)から、一部の中・大型トラックを海外市場向けに供給している。
新拠点FTCIは、このオラガダム工場の近隣に位置し、三菱ふそうを専属で支える戦略的なグローバル技術・イノベーション拠点として機能する。FTCIは、DICVおよびその生産設備との緊密な連携を通じて、商品開発から生産、アフターセールスに至るまで、三菱ふそうの統合的な価値提供体制を強化し、グローバルネットワークにおける中核的役割を一層高めていくとしている。
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