インドでのカラーハンティングから得たものとは
美術家・藤原大による個展「人の中にしかない自然/インド14億人の色彩とテキスタイル」が、青山・スパイラルガーデンで2026年3月17日(火)から3月24日(火)まで開催される。近年は「人の中にしかない自然」をテーマに活動し、2024年秋から研究のためインドへ渡った藤原。本展は成果発表を兼ねた個展となっている。


クトゥブ ミナール・Qutub Minar
2025年/春
藤原は国内外で活動を続けているクリエイターで、企業での経営指針に係るコンサルティング業務や地域での社会連携活動のほか、素材や布の特性に向き合う制作姿勢に加え、色彩に関する継続的な探究でも知られている。風景や環境から色を採集し、共有・活用へとつなげるプロジェクト「COLORHUNTING(カラーハンティング)」については、NHK「デザインあ」への出演や、中学生向け美術教科書への掲載等を通じて広く紹介されてきた。本展ではこうした多様な分野での活動とは別に、これまで紹介される機会の少なかった「美術家としての藤原大」の側面に焦点を当て、作品を通じて自然や歴史、空間や感覚といった身近な主題をあらためて捉え直し、現代の生活や社会との関係を丁寧に問いかける。


ル・コルビジェの開かれた手
チャンディガール・ Chandigarh
2025年/春
見どころ
インドで約半年間にわたり実施したカラーハンティングの成果と、複数の大型作品が展開される。また、インドのタージ・マハルでのカラーハンティングをもとにしたモビール作品では、雲をモチーフとした手描き染めの布がスパイラルの吹き抜け全体を取り囲むように設置され、円形約10mの巨大なモビールが来場者にインパクトを与える。会場では、インドのカラーハンティングで得た色彩を用いて作られた比較的小さくカラフルな作品の販売も行われる。


今回製作中のイメージ画像
インドで行ったCOLORHUNTINGの一部
藤原大個展「人の中にしかない自然/インド14億人の色彩とテキスタイル」開催概要
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