宮之城温泉(鹿児島県さつま町)は、県北部の川内川沿いに展開する小さな温泉地。「さがら温泉」は、食堂内にある日帰り温泉施設です。入浴料200円と格安ながら、泉質の良さに定評。状況によってはエメラルドグリーンに輝くアルカリ性単純硫黄泉は、遠隔地ながらも日本全国から温泉ファンがこの湯を求めて訪れるほど。また食堂は、ランチメニューだと700円と格安。温泉&ランチで1,000円からお釣りが来る!という、値上げラッシュの中、いまだに入浴料200円を貫く驚きの施設なのです。
今回は、さがら温泉の温泉とランチの実体験レポートをご紹介します!
目次
・宮之城温泉「さがら温泉」とは
・さがら温泉、浴室の全貌!
・気になる食堂はどんな感じ!?
・宮之城温泉「さがら温泉」は、どんな人におすすめ?
宮之城温泉「さがら温泉」とは
さがら温泉は、知る人ぞ知る食堂併設の温泉施設です。九州の厳選した温泉をめぐるスタンプラリーである「九州八十八湯めぐり」(九州温泉道)の選定施設。自家源泉を所有し、加水も加温も循環も消毒処理も一切無い源泉100%かけ流し温泉なのです。一般的には無名な存在ですが、コアな温泉マニアにはかなり注目されている存在です。
さがら温泉の外観。左手が温泉入口、右手が食堂入口
入浴料は4歳以上200円(実はつい最近まで100円でした!)、と銭湯価格以下。この様な低価格を維持できるのは、源泉を沸かさず循環させることなく提供できるからでしょう。温泉ファンのみならず、地元客にも愛されている存在です。
エントランスホール
玄関をくぐってみると、ゆったりとしたソファーが置かれていて、入浴後はしっかりくつろぐことが可能です。
ミネラルウォーターのサービスも!
また、ミネラルウォーターのサーバーも置かれており、使い捨ての紙コップまで設置。自由に利用できるので、入浴前後の水分補給として重宝します。これだけのクオリティがあるにもかかわらず、200円の入浴料で経営を続けてくださっていることに感謝しかありません。
さがら温泉、浴室の全貌!
それでは、さがら温泉の浴室へ行ってみます!
男性脱衣室
脱衣室は、脱衣棚・カゴ・鍵付きロッカーが設置。鍵付きロッカーは100円返却式と良心的なので、貴重品はそこに入れて入浴しましょう。
男性浴室
浴室は、男女別の内湯がそれぞれあるのみ。シャワーやソープ類は設置されていません。露天風呂もありませんが、温泉好きならそれで十分。一切無加工の良質の自家源泉が滔々とかけ流されており、それこそが最高の贅沢です!
泉質名は「アルカリ性単純硫黄温泉」。源泉温度は45.9度で、そのままかけ流して湯船の中でジャスト適温の41~2度程度となり、加水加温が不要な理想的温度となっています。肌触りも秀逸で、トロリとした柔らかな感触に癒されます。
状況によってはエメラルドグリーンに変化する極上硫黄泉
また状況によってはエメラルドグリーンに変化する泉質で、筆者入浴時はまさに宝石のエメラルドの様な輝かしい湯の色に驚かされました。緑色の温泉は国見温泉(岩手県)や熊の湯温泉(長野県)などが有名ですが、西日本では滅多にお目にかかれない貴重な事例です。
別の日に撮影した男湯画像
上画像は、筆者が2021年に訪問した時のもの。この時は僅かにグリーンになり始めた透明湯でした。どちらが良いとは断言できませんが、これは温泉が生き物である証。本物の天然温泉である証拠とも言えるでしょう。
女性浴室。画像提供:Yahoo!ニュース エキスパート satochin樣
女湯は左右対称で、ほぼ同じ造りです。入浴料200円でもこのクオリティを維持できるのは、都道府県別で日本第2位の源泉本数を誇り、湯量に恵まれた「温泉大国鹿児島県」だからこそと言えるでしょう。
気になる食堂はどんな感じ!?
お風呂でサッパリ汗を流した後は、食堂へ行ってみました。食事を利用しないと温泉に入浴できないということは無く、温泉のみ利用・食事のみ利用・両方利用、のいずれも可能です。
食堂の内観
食堂の暖簾(のれん)をくぐってみるとカウンター席のみで、いかにも昭和の食堂といった雰囲気。筆者的には、昔ながらのカウンターで食べるお寿司屋さんをイメージしました。初めてでもどこか懐かしい、実家に帰ってきたような安心感に浸れます。
オーナーの相良義景さん
さがら温泉は、オーナーの相良義景さん、そしてお母さんと一緒に経営を頑張ってらっしゃいます。若いオーナーさんですが笑顔が優しい素敵な方でした!
食堂のメニュー
何を食べるか悩みましたが、たまたまランチ時間の訪問だったので、今回はとんかつ定食を注文しました。
とんかつ定食 700円
税込みで700円の定食なのに、しっかりとしたボリューム。小鉢2品と味噌汁も付いています。トンカツは衣がサクサクと揚がっており、噛むと肉汁がジュワっと口の中に広がります。恐らく作り置きでなく、注文の度に揚げているのでしょう。大変美味しく頂けました!
あじフライ定食 700円
上写真はあじフライ定食。こちらもボリュームたっぷりで美味しそうです!
宮之城温泉「さがら温泉」は、どんな人におすすめ?
以上、宮之城温泉「さがら温泉」の入浴&食事レポートをご紹介させて頂きました。
最後になりますが、さがら温泉は以下のような方におすすめです!
・安価で泉質の良い日帰り温泉をお探しの方
・肌触りトロトロの美肌湯がお好きな方
・鹿児島の北薩地方で温泉と食事の両方を楽しめる温泉施設をお探しの方
上記に一つでも当てはまれば、さがら温泉へ行ってみる価値は十分あるでしょう。
以上、ぜひ参考にして下さい!
皆さんの周りに、こんなお値打ち温泉やエメラルドグリーンの温泉はありますでしょうか? もしあれば、コメント欄で教えて頂けると幸いです。
さがら温泉
所在地:鹿児島県薩摩郡さつま町湯田1366-39
地図で確認する
電話番号:0996-55-9528
営業時間: 7~21時30分
入浴料金:4歳以上200円
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