メキシコのシェインバウム大統領(AP)
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 メキシコのシェインバウム大統領が24日、麻薬組織のリーダー「エル・メンチョ」を殺害したことで治安が悪化している現状を受け、6月に開幕するサッカーの26年W杯北中米大会開催について「リスクはない」と主張した。

 メキシコは先日、“麻薬王”とされる組織のリーダーが殺害されたことで治安が悪化。22日にメキシコ国内で予定されていた国内後期リーグや女子サッカーなどの複数の試合が延期に。「TV Azteca」など国内テレビ局や複数の海外メディアは「戦争状態」と報じ、リーダーの死をきっかけに暴動が起きていることを伝えた。

 シェインバウム大統領はこの日の会見でW杯開催について触れ「メキシコで開催されるW杯を危うくするようなリスクはありません」とキッパリ明言。観客、選手、各国のスタッフなどについても「必要な保証は全て整っている」と安全であることをアピール。6月のW杯までには“混乱”が落ち着いているはずだとした。なおメキシコではモンテレイで4試合、グアダラハラで4試合、メキシコシティーで5試合を予定。日本代表の1次リーグ第2戦チュニジア戦もモンテレイで予定している。

 まだ本大会までは4カ月あるが3月末にはメキシコ国内のモンテレイ、グアダラハラでW杯出場を懸けた大陸間プレーオフを開催予定。イラク、コンゴ民主共和国、ジャマイカ、スリナム、ボリビア、ニューカレドニアの6カ国が集結することになるため無事安全に開催できるのか注目が集まる。

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